よみ:にありーいこーる
≒ 歌詞
-
haju:harmonics
- 2023.6.14 リリース
- 作詞
- 澤田空海理
- 作曲
- 澤田空海理
- 編曲
- 澤田空海理
友情
感動
恋愛
元気
結果
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傷口きずぐちに砂糖さとうを塗ぬったら
余計よけいに惨みじめになって、
引ひき金がねに手てをかけたこと、
見みせびらかしたくなった。
それだけだ。それだけだった。
命いのちは平等びょうどうだと道徳どうとくが、
人ひとは不平等ふびょうどうだと現実げんじつが、
信しんじるべき方ほうは明白めいはくだった。
理想りそうを語かたるには遅おそすぎた。
私わたしの体からだは、心こころは、
ただ息いきをする呪のろいだ。
張はり付つけた愛想笑あいそわらい。
迎合げいごうに媚こびを売うった。
掲かかげた正義せいぎは、
今いまや人ひとを殺ころす呪のろいなんだ。
あんまりだ。
指切ゆびきりの指ゆびの軽かるさと、
引ひき金がねを引ひく指ゆびの重おもさが、
同おなじなのだとしたらあまりに惨むごい。
こんなにも生いきているのに。
こんなにも命いのちなのに。
私わたしのエンドロールが流ながれる。
いの一番いちばんに席せきを立たったのは
数少かずすくないはずの友人ゆうじんだった。
恨うらむのは悪あくだろうか。
私わたしは違ちがうんだろうか。
孤独こどくを嘆なげいてしまうのに、
孤独こどくを誇ほこってしまうのだ。
それ以外いがい、持もっていないから。
銃口じゅうこうは心こころに向むけたまま。
誰だれかを想おもった言葉ことばは、
静しずかに誰だれかを呪のろった。
撫なでようと伸のばす手てで、
首くびを絞しめていたようだ。
正ただしい善意ぜんいも、
向むけ方かた次第しだいでは刃やいばになった。
絶望ぜつぼうの果はての涙なみだも、
希望きぼうの末すえに落おちる涙なみだも、
温度おんどは同おなじなのに、
あまりに違ちがう。
こんなにも苦くるしいのに。(美うつくしいのに)
こんなにも。
動物どうぶつは物ものだと教おそわった。
神かみ様さまはいると教おそわった。
その基準きじゅんを決きめた私わたしたちは
命いのちの価値かちすらも見限みかぎった。(見誤みあやまった)
私わたしたちは安やすらかな死しを褒ほめ称たたえ、
自みずから選えらんだ死しを咎とがめ、
正常せいじょうなフリをしている。(異常いじょうなフリをしている)
私わたしたちは皆みな、同おなじだ。
ただ服ふくを着きた呪のろいだ。
優劣ゆうれつを測はかるように天秤てんびんに乗のせた心臓しんぞう。
私わたしの体からだは、心こころは、
それでも脈みゃくを打うち続つづけるんだ。
だからさ。
指切ゆびきりの指ゆびの軽かるさと、
引ひき金がねを引ひく指ゆびの重おもさが、
同おなじなのだとしても生いきていくんだよ。
こんなにも愛いとしいから。(等ひとしいから)
そう、これは命いのちの話はなし。
余計よけいに惨みじめになって、
引ひき金がねに手てをかけたこと、
見みせびらかしたくなった。
それだけだ。それだけだった。
命いのちは平等びょうどうだと道徳どうとくが、
人ひとは不平等ふびょうどうだと現実げんじつが、
信しんじるべき方ほうは明白めいはくだった。
理想りそうを語かたるには遅おそすぎた。
私わたしの体からだは、心こころは、
ただ息いきをする呪のろいだ。
張はり付つけた愛想笑あいそわらい。
迎合げいごうに媚こびを売うった。
掲かかげた正義せいぎは、
今いまや人ひとを殺ころす呪のろいなんだ。
あんまりだ。
指切ゆびきりの指ゆびの軽かるさと、
引ひき金がねを引ひく指ゆびの重おもさが、
同おなじなのだとしたらあまりに惨むごい。
こんなにも生いきているのに。
こんなにも命いのちなのに。
私わたしのエンドロールが流ながれる。
いの一番いちばんに席せきを立たったのは
数少かずすくないはずの友人ゆうじんだった。
恨うらむのは悪あくだろうか。
私わたしは違ちがうんだろうか。
孤独こどくを嘆なげいてしまうのに、
孤独こどくを誇ほこってしまうのだ。
それ以外いがい、持もっていないから。
銃口じゅうこうは心こころに向むけたまま。
誰だれかを想おもった言葉ことばは、
静しずかに誰だれかを呪のろった。
撫なでようと伸のばす手てで、
首くびを絞しめていたようだ。
正ただしい善意ぜんいも、
向むけ方かた次第しだいでは刃やいばになった。
絶望ぜつぼうの果はての涙なみだも、
希望きぼうの末すえに落おちる涙なみだも、
温度おんどは同おなじなのに、
あまりに違ちがう。
こんなにも苦くるしいのに。(美うつくしいのに)
こんなにも。
動物どうぶつは物ものだと教おそわった。
神かみ様さまはいると教おそわった。
その基準きじゅんを決きめた私わたしたちは
命いのちの価値かちすらも見限みかぎった。(見誤みあやまった)
私わたしたちは安やすらかな死しを褒ほめ称たたえ、
自みずから選えらんだ死しを咎とがめ、
正常せいじょうなフリをしている。(異常いじょうなフリをしている)
私わたしたちは皆みな、同おなじだ。
ただ服ふくを着きた呪のろいだ。
優劣ゆうれつを測はかるように天秤てんびんに乗のせた心臓しんぞう。
私わたしの体からだは、心こころは、
それでも脈みゃくを打うち続つづけるんだ。
だからさ。
指切ゆびきりの指ゆびの軽かるさと、
引ひき金がねを引ひく指ゆびの重おもさが、
同おなじなのだとしても生いきていくんだよ。
こんなにも愛いとしいから。(等ひとしいから)
そう、これは命いのちの話はなし。