ワンルーム 歌詞 麗奈 ふりがな付

少すこしずつ風かぜも冷ひえて 時計とけいが明日あしたを指さした頃ころ
灰皿はいざらで小ちいさく燃もえてる 煙草たばこの火ひが消きえた
静しずかな狭せまい部屋へやで いつまで君きみを待まてばいいのか
今夜こんやも帰かえりは遅おそいね 終電しゅうでんはもうなくなった

今頃いまごろ私わたしを忘わすれて
どこかで誰だれかの隣となりにいるかな

白しろいワンルームに思おもい出でを詰つめ込こんで
いつでも愛あいされたいと願ねがうだけ
一いち番ばん近ちかくで君きみを見みつめるのは
私わたしだけって言いったのに

カーテンが朝あさの光ひかりを こぼして青あおく染そまる部屋へや
君きみからの返事へんじはこないまま 煙草たばこの匂におい薄うすれた
君きみはほんと馬鹿ばかだよ こんな私わたしをひとりにして
どんなに君きみが崩くずれても この両りょうの手てで愛あいせるのに

すれ違ちがう気持きもちに疲つかれて
泣ないてしまった何度なんど目めだろう

白しろいワンルームに寂さびしさを詰つめ込こんで
変かえれない今いまを過去かこと比くらべてしまった
こんなことなら嫌きらいになりたい
君きみはほんとにずるいね

今日きょうだってとぼけた振ふりをするでしょ?
少すこし虚むなしくなる 泣ないてしまいそう
吸殻すいがら漁あさってまた夢ゆめを見みて
君きみの帰かえりを待まってる
ただいまって笑わらう君きみのせいだよ
ほらまた許ゆるしてしまうの