ここにずっと 歌詞 小川コータ&とまそん ふりがな付

君きみが小ちいさなころから
僕ぼくはここで君きみをみてたよ
七五三しちごさんの千歳飴ちとせあめ
引ひきずってつまずいていたね
学生服がくせいふくにマフラー
並ならんで階段かいだん数かぞえてさ
志望校しぼうこうを絵馬えまに書かいて
おみくじを僕ぼくの枝えだに結むすんだ
僕ぼくがずっと
嬉うれしくて忘わすれられないのは
君きみがそっと
僕ぼくのことを見上みあげた時ときの目め
ここにずっと いつもずっと
佇たたずんでるだけでも
退屈たいくつすることはないよ

嬉うれしいことがあると
君きみはいつも教おしえてくれたね
初詣はつもうでも始業式しぎょうしきの後あとも必かならず来きてくれた
だけどある年としのお正月しょうがつ
君きみはついに来こなかった
何なにがあったのか風かぜに聞きいても
教おしえてくれなかったんだ
君きみがずっと
変かわらずにいてくれたことは
君きみがそっと
僕ぼくのことを見上みあげた時ときの目め
ここにずっと いつもずっと
佇たたずんでるだけしか
僕ぼくにはできなかったんだ
僕ぼくにとまる 鳥とりのように
飛とんでゆけたらいいのに

ある日ひ 強つよい風かぜにあおられて
僕ぼくは倒たおれてしまった
大おおきな音おとに駆かけつけた誰だれかが
僕ぼくを見下みおろした

気きづいたら
空そらになって 風かぜにのって
どんなに遠とおい場所ばしょへも
自由じゆうに飛とんでゆけたんだ
ここにずっと いつもずっと
見上みあげればほらここで
君きみのこと見守みまもってるよ
ルルルルル ルルルルル
春はるの風かぜのように
ルルルルル ルルルルル
春はるの風かぜのように