夜空よぞらに咲さいた花火はなびの下したで
僕ぼくは君きみに恋こいをしていた
飴色あめいろに染そまる横顔よこがおにそっと
つぶやいた「綺麗きれいだね」
歩あるき慣なれない浴衣ゆかたで
夕暮ゆうぐれ道みちを急いそいだ
後うしろ姿すがたを見みつけて
思おもわず見惚みとれていたよ
僕ぼくに振ふり向むく君きみは
照てれてるように笑わらった
「似合にあうじゃん」なんて言いいながら
鼓動こどうの音おとを隠かくした
ぼんやり灯籠とうろうに二人ふたり頬ほほ照てらされていく
ぎゅっと君きみの手てをつかまえたよ
この夏なつが終おわってしまう前まえに
伝つたえたい言葉ことばがあったんだ
今日きょうこそはと決きめていたはずなのに
いつもより大人おとなびてる君きみの
その目めをまっすぐ見みれなくて
声こえにならないままで
届とどかない「好すきだよ」
いちご飴あめを見みつけては
嬉うれしそうにはしゃいでる
齧かじる度たび 甘あまい香かおり
僕ぼくの胸むねをくすぐってく
人波ひとなみを泳およいでさ
よく見みえる場所ばしょを探さがした
君きみの握にぎった手てが少すこし
強つよくなった気きがしたんだ
来年らいねんもまたここに 君きみとこれたらいいのにな
友達ともだちじゃない「僕ぼくら」になって
夜空よぞらに咲さいた花火はなびの下したで
二人ふたり同おなじ色いろに染そまった
叶かなうなら今いまを永遠えいえんにしたかった
君きみといられる季節きせつがずっと
これからも続つづいてくなんてさ
信しんじていた僕ぼくは
本当ほんとうに馬鹿ばかだね
もう戻もどらなくて
夜空よぞらに咲さいた花火はなびの下したで
僕ぼくは君きみに恋こいをしていた
飴色あめいろに染そまる横顔よこがおが ah今いまも
あの夏なつは終おわってしまったのに
いつまでも色褪いろあせなくって
溶とけないまま甘あまく 僕ぼくに残のこった
思おもい出だす夏なつはいつも
君きみといたあの日ひだ
ねえ ずっと
夜空yozoraにni咲saいたita花火hanabiのno下shitaでde
僕bokuはha君kimiにni恋koiをしていたwoshiteita
飴色ameiroにni染soまるmaru横顔yokogaoにそっとnisotto
つぶやいたtsubuyaita「綺麗kireiだねdane」
歩aruきki慣naれないrenai浴衣yukataでde
夕暮yuuguれre道michiをwo急isoいだida
後ushiろro姿sugataをwo見miつけてtsukete
思omoわずwazu見惚mitoれていたよreteitayo
僕bokuにni振fuりri向muくku君kimiはha
照teれてるようにreteruyouni笑waraったtta
「似合niaうじゃんujan」なんてnante言iいながらinagara
鼓動kodouのno音otoをwo隠kakuしたshita
ぼんやりbonyari灯籠tourouにni二人futari頬hoho照teらされていくrasareteiku
ぎゅっとgyutto君kimiのno手teをつかまえたよwotsukamaetayo
このkono夏natsuがga終oわってしまうwatteshimau前maeにni
伝tsutaえたいetai言葉kotobaがあったんだgaattanda
今日kyouこそはとkosohato決kiめていたはずなのにmeteitahazunanoni
いつもよりitsumoyori大人otonaびてるbiteru君kimiのno
そのsono目meをまっすぐwomassugu見miれなくてrenakute
声koeにならないままでninaranaimamade
届todoかないkanai「好suきだよkidayo」
いちごichigo飴ameをwo見miつけてはtsuketeha
嬉ureしそうにはしゃいでるshisounihasyaideru
齧kajiるru度tabi 甘amaいi香kaoりri
僕bokuのno胸muneをくすぐってくwokusugutteku
人波hitonamiをwo泳oyoいでさidesa
よくyoku見miえるeru場所basyoをwo探sagaしたshita
君kimiのno握nigiったtta手teがga少sukoしshi
強tsuyoくなったkunatta気kiがしたんだgashitanda
来年rainenもまたここにmomatakokoni 君kimiとこれたらいいのになtokoretaraiinonina
友達tomodachiじゃないjanai「僕bokuらra」になってninatte
夜空yozoraにni咲saいたita花火hanabiのno下shitaでde
二人futari同onaじji色iroにni染soまったmatta
叶kanaうならunara今imaをwo永遠eienにしたかったnishitakatta
君kimiといられるtoirareru季節kisetsuがずっとgazutto
これからもkorekaramo続tsuduいてくなんてさitekunantesa
信shinじていたjiteita僕bokuはha
本当hontouにni馬鹿bakaだねdane
もうmou戻modoらなくてranakute
夜空yozoraにni咲saいたita花火hanabiのno下shitaでde
僕bokuはha君kimiにni恋koiをしていたwoshiteita
飴色ameiroにni染soまるmaru横顔yokogaoがga ah今imaもmo
あのano夏natsuはha終oわってしまったのにwatteshimattanoni
いつまでもitsumademo色褪iroaせなくってsenakutte
溶toけないままkenaimama甘amaくku 僕bokuにni残nokoったtta
思omoいi出daすsu夏natsuはいつもhaitsumo
君kimiといたあのtoitaano日hiだda
ねえnee ずっとzutto