おもかげ酒場 歌詞 綾瀬仁 ふりがな付

路地ろじにこぼれる 昔むかしの歌うたに
誘さそわれ一杯いっぱい 酔よい話ばなし
遠とおいあの日ひに 終おわった恋こいを
想おもい出ださせる 酒さけを飲のむ
泣ないていないか しあわせか
滲にじむ灯影ほかげの おもかげ酒場さかば

ふたり出逢であった 馴染なじみの店みせで
心こころを重かさねた 歳月としつきよ
肩かたを並ならべて 飲のんでた酒さけが
今いまじゃ未練みれんの 誘さそい水みず
ひとめ逢あいたい こんな夜よるは
酔よえばせつない おもかげ酒場さかば

人ひとの情なさけに 負おぶさりながら
寂さびしさ隠かくして ゆく人生たびじ
どこか似にたよな 横顔よこがおばかり
探さがす夜更よふけの カウンター
泣ないていないか しあわせか
滲にじむ灯影ほかげの おもかげ酒場さかば