明あけやらぬ空そら 朝露あさつゆ薫かおる
細ほそい畦道あぜみち 手てを引ひき歩あるく
いつかみんなで来きた
懐なつかしい家並いえなみ
穏おだやかな追想ついそうの時とき
消きえてゆくもの 壊こわれてゆくもの
それでもなお 僕ぼくに継つがれるもの
朽くちて消きえる 無常むじょうを感かんじて
それでも 確たしかに愛あいは連つらなる
陽ひだまりの中なか 無邪気むじゃきに遊あそぶ
「危あぶないから」と 手てを差さし伸のべる
近ちかく遠とおくそっと
見みていた姿すがたは
フレームの中なか微笑ほほえむ
「また会あおう」
でも会あえないまま…
もう一ひとつ後悔こうかいの渦うず
深ふかく刻きざまれ
手てを伸のばしても 幾いくつもすり抜ぬけ
それでもなお 僕ぼくが紡つむいでくもの
涙なみだはいま 全すべてを流ながして
それでも 至上しじょうの愛あいは連つらなる
さあ
明aけやらぬkeyaranu空sora 朝露asatsuyu薫kaoるru
細hosoいi畦道azemichi 手teをwo引hiきki歩aruくku
いつかみんなでitsukaminnade来kiたta
懐natsuかしいkashii家並ienaみmi
穏odaやかなyakana追想tsuisouのno時toki
消kiえてゆくものeteyukumono 壊kowaれてゆくものreteyukumono
それでもなおsoredemonao 僕bokuにni継tsuがれるものgarerumono
朽kuちてchite消kiえるeru 無常mujouをwo感kanじてjite
それでもsoredemo 確tashiかにkani愛aiはha連tsuraなるnaru
陽hiだまりのdamarino中naka 無邪気mujakiにni遊asoぶbu
「危abuないからnaikara」とto 手teをwo差saしshi伸noべるberu
近chikaくku遠tooくそっとkusotto
見miていたteita姿sugataはha
フレfureームmuのno中naka微笑hohoeむmu
「またmata会aおうou」
でもdemo会aえないままenaimama…
もうmou一hitoつtsu後悔koukaiのno渦uzu
深fukaくku刻kizaまれmare
手teをwo伸noばしてもbashitemo 幾ikuつもすりtsumosuri抜nuけke
それでもなおsoredemonao 僕bokuがga紡tsumuいでくものidekumono
涙namidaはいまhaima 全subeてをtewo流nagaしてshite
それでもsoredemo 至上shijouのno愛aiはha連tsuraなるnaru
さあsaa