めくるめく 歌詞 OverTone ふりがな付

君きみは激怒げきどした
すると水彩画すいさいがのように空そらが滲にじんだ
僕ぼくは決意けついした
この狭せまい世界せかいを終おわらせない為ために

でも迫せまって来きてるの分わかってるよ
青春せいしゅんは一瞬いっしゅんで過すぎて行いくモノって聞きいたから

何なんでもない日ひは一いち日にちも無ない
今日きょうのページに栞しおりを挟はさんで

捲めくり捲めくるようにめくるめく
僕ぼくらの青春せいしゅんは短編たんぺんの小説しょうせつ
巡めぐり巡めぐってまた会あえるように
しっかりと栞しおりを挟はさんで

あぁ出会であった頃ころの
君きみは抽象画ちゅうしょうがのように掴つかみ所どころが無なかったな
今いまとなっては
この狭せまい世界せかいを彩いろどる人ひとに

どうせ最後さいごのページはまた空そら滲にじんで
袖そでが濡ぬれたこの服ふくは縮ちぢんで
あぁ終おわらないでこの日々ひび

「何なんでもない」は何なにかあるから
土足どそくで君きみを迎むかえに行いくよ

捲めくり捲めくるようにめくるめく
僕ぼくらの青春せいしゅんは短編たんぺんの小説しょうせつ
巡めぐり巡めぐってまた会あえるように
しっかりと栞しおりを挟はさんで

耳障みみざわりなチャイムの音おと
落書らくがきすら怠だるいノートも
抱だきしめたい日ひが来くるんだろう
せめて最後さいごくらいは
前まえを向むいて耳みみを澄すまそうかな

捲めくり捲めくるようにめくるめく
僕ぼくらの青春せいしゅんは短編たんぺんの小説しょうせつ
巡めぐり巡めぐってまた会あえるように
しっかりと栞しおりを挟はさんで

いつもの道みち 最後さいごの登のぼり坂ざかを
今日きょうはゆっくり歩あるいていい?
疲つかれたフリしながら見上みあげた空そらに
また会あえるように