時間 歌詞 二ノ宮はぐ ふりがな付

(消きえてしまった
nh～)

顔かおが見みえない
映うつし鏡かがみに笑わらい
息いきを吸すって、泣ないて
曇くもる街歩まちあるき
独ひとり 確たしかめ
あの日ひの記憶きおく
熱ねつはもう消きえて
散々さんざん 声こえ交かわして
その 燦燦さんさんと咲さく音おと消きえ
段々だんだんと灰はいへ
"ねぇ 私わたしそこにいるよ"
映うつる
深々しんしんと降ふる
曖昧あいまいに隠かくす
それは正解せいかいだから
ここじゃない
そう 解かいも正せいもない
逃にげたいんだ

嘲笑あざわらった
その面めんの奥おくで 隠かくしても
意味いみづかないさ
知しりたくはないんだよ
叫さけび
深々しんしんと落おちてく
凄惨せいさんな灯ともしび
孤独こどく満みちてく
暗雲あんうん 12時じ
抱だきしめている
信しんも情じょうもない
この時ときを

"メーデー 聴きいてる?"
"ねぇねぇ 散々さんざん泣ないたよ"
耳みみの奥おく響ひびいて 繰くり返かえし
"どこまで忘わすれた?"
"ねぇもう たくさん待まったよ"
全部ぜんぶ
いつまで経たっても消きえない夢ゆめで

真まっ赤かに凍こごえた僕ぼくの手てに
そっと支ささえる呪文じゅもんを
"ああ もう感かんじない?"
澄すんだ時間じかんはもう"いない"

嫌悪けんおでも揺ゆれていた
何なにもかもに愛情あいじょうを
注そそいでいって 注そそいでしまって
孤独こどくの蓋ふたが壊こわれてしまった。
迷めい迷めい 彷徨さまよって
あぁ 懇々こんこんと問とい
狂くるしくて 耳塞みみふさいで
分わかりたくないんだよ
褪さめた新鮮しんせんなメランコリック
矛盾むじゅんがロジック
灯とうに億劫おっくう
精々せいぜい100年ねん(おまけ80)
心しんも意味いみもない
逃にげたいんだ

思おもい馳はせ
夏なつ風かぜが刺さす
薫かおる夢ゆめ 魅みせられ
これで忘わすれよう 歩あるき出だせばいい
顔かおを上あげて旅立たびだて
さあ
熱ねつも愛あいもないこの場所ばしょから
(消きえてしまった
nh～)

なんて 言いっちゃう世界せかいに僕ぼくらは生いきている。
建たてた 正義せいぎ・大義たいぎ・道理どうり、それで
"私わたし" 搾取さくしゅされてる。
ずっと
生命線せいめいせん繋つないで
いつも
平和へいわ描えがいた顔かおは
どうしたってあぁもこうも全部ぜんぶ
××××ララララ
平行線へいこうせん並ならんで 僕ぼくらは生いきている。
受うけた 快かいと罰ばつと愛あい それで
"私わたし" 搾取さくしゅされてる。
いつだって
角落かどおちたエゴ 集あつめ
平和へいわ描えがいた顔かおは
どうしたってあぁもこうも全部ぜんぶ
変へんで 善ぜんで 線せんで 円えんで
満みちて
(救すくわれない)