夕立ゆうだちに背せを押おされ
夜よるへと逃にげた僕ぼくらは
何処どこへも行いけず ただ立たち尽つくす
明日あすもない
穏おだやかさの欠片かけらを落おとしてしまって
美うつくしさの意味いみに悩なやんだ
そうやって生いきて
生いきていくんだね
この先さきずっと
遠とおくへ旅立たびだってゆく友ともよ
僕ぼくの事ことは忘わすれても
戦たたかってきた あの瞬間しゅんかんだけは
嘘うそにはしないで
果はてしなく続つづく道みち
その先さきが見みえることはなく
戦たたかいの場所ばしょでふと空そらを見みる
雲くももない
せめてもの救すくいはひとりじゃなかった
そう思おもうことで息いきをした
欲望よくぼうまで捨すてられなかったから
温あたため合あうの
'もしも'の世界せかいに閉とじ込こめないで
まだ やり遂とげたいことがあるの
終おわらせるのもこの手てだとしても
ここで生いきていくよ
脈打みゃくうつ音おとが聞きこえる
ふたつはひとつになってゆく
霞かすみがかっている
そんないつもの景色けしきの中なかで
僕ぼくの左手ひだりてで繋つないだ
君きみの右手みぎてはまるで同おなじだった
悴かじかんだ手てを握にぎって
晴はれた空そらを見みたいだけだ
望のぞむ君きみに出会であうために
僕ぼくはただ目めを閉とじる
夕立yuudachiにni背seをwo押oされsare
夜yoruへとheto逃niげたgeta僕bokuらはraha
何処dokoへもhemo行iけずkezu ただtada立taちchi尽tsuくすkusu
明日asuもないmonai
穏odaやかさのyakasano欠片kakeraをwo落oとしてしまってtoshiteshimatte
美utsukuしさのshisano意味imiにni悩nayaんだnda
そうやってsouyatte生iきてkite
生iきていくんだねkiteikundane
このkono先sakiずっとzutto
遠tooくへkuhe旅立tabidaってゆくtteyuku友tomoよyo
僕bokuのno事kotoはha忘wasuれてもretemo
戦tatakaってきたttekita あのano瞬間syunkanだけはdakeha
嘘usoにはしないでnihashinaide
果haてしなくteshinaku続tsuduくku道michi
そのsono先sakiがga見miえることはなくerukotohanaku
戦tatakaいのino場所basyoでふとdefuto空soraをwo見miるru
雲kumoもないmonai
せめてものsemetemono救sukuいはひとりじゃなかったihahitorijanakatta
そうsou思omoうことでukotode息ikiをしたwoshita
欲望yokubouまでmade捨suてられなかったからterarenakattakara
温atataめme合aうのuno
'もしもmoshimo'のno世界sekaiにni閉toじji込koめないでmenaide
まだmada やりyari遂toげたいことがあるのgetaikotogaaruno
終oわらせるのもこのwaraserunomokono手teだとしてもdatoshitemo
ここでkokode生iきていくよkiteikuyo
脈打myakuuつtsu音otoがga聞kiこえるkoeru
ふたつはひとつになってゆくfutatsuhahitotsuninatteyuku
霞kasumiがかっているgakatteiru
そんないつものsonnaitsumono景色keshikiのno中nakaでde
僕bokuのno左手hidariteでde繋tsunaいだida
君kimiのno右手migiteはまるでhamarude同onaじだったjidatta
悴kajikaんだnda手teをwo握nigiってtte
晴haれたreta空soraをwo見miたいだけだtaidakeda
望nozoむmu君kimiにni出会deaうためにutameni
僕bokuはただhatada目meをwo閉toじるjiru