彼女は夜に溶けていない 歌詞 溝野あわ feat. LUMi,VY2 ふりがな付

君きみの悲かなしい過去かこをね
塗ぬり替かえてみせたいよ
一人ひとりにさせた僕ぼくのせいだね

恐おそろしい森もりの噂うわさは
とっくに知しってる
今いま 目めの前まえで
操あやつられてる大事だいじな人ひと

自由じゆうにするためあげた足あしが
仇あだとなってしまったなんて、
君きみは虚うつろなその目めで呟つぶやいたんだ
「この街まちを出でるの」「森もりに行いかなきゃ」
…そうだね

君きみは覚おぼえてるかな
いつも手てを繋つないでた
小ちいさな手てはもう僕ぼくと同おなじ大おおきさ

とっくの昔むかしに死しんだし
あの世よもいいけど
僕ぼくの「孫まご」がね
見みての通とおり可愛かわいいからさ、

この先さき何なにがあってもいい
君きみのためなら平気へいきだ
眠ねむりについた君きみを守まもればいい
笑わらい声こえがする、背後はいごで

耳みみの中なかの笑わらい声ごえがここで
いま まさに笑わらってる
うれしかった足あしはもう消きえた
絶望ぜつぼうが、

この先さき君きみは大人おとなになる
プレゼントはもう無ないけど
きっと立派りっぱな人間にんげんになれるからね
可愛かわいいうちの子こ
今いままでありがとう またね、