不思議な縁 弐 歌詞 犬川荘助,犬山道節,ヽ大 ふりがな付

「………これは………!?」
「なんだ?珠たま……?」
「斬きった瘤こぶから飛とび出だしてきたんです」
「何なにか文字もじが……『忠ちゅう』?」
「あの……、これと同おなじものですよね!」

「!……同おなじだな」
「俺おれのは『義ぎ』です」
「光ひかった?どういうことだ?」
「……あ」

「この痣あざ……、これ、俺おれのここにもありますよね?」

「牡丹ぼたん柄がらの痣あざ……。これも同おなじだな……」
「………」

見みえないけど
聞きこえないけど
確たしかに繋つながっている…

不思議ふしぎな縁えにし

「ついてきてください」
「ああ…」

愛あいする伏ふせ姫ひめが託たくした
希望きぼうの八やっつの珠たま
手てにするは八はち人にんの剣士けんし

同おなじ珠たま 同おなじ痣あざ
選えらばれし者ものたち

長ながきに渡わたり
探さがし続つづけてきた
呪のろいを打うち砕くだくため