Scar 歌詞 Nolzy ふりがな付

「さよなら。」
ぼく以外いがいの誰だれかがいて
これからあなただけ幸しあわせになるんだね
背中せなかに立たてた爪つめが残のこしたのは愛あいの痛いたさ
一人ひとりじゃ治なおせない ただの傷痕きずあと

キスした唇くちびるで嘘うそをついていたね
甘あまい吐息といきも偽いつわりだと気付きづいたって
嫌きらいになれなくて 孤独こどくに慣なれなくて
馬鹿ばかみたいだね 振ふり回まわされて

かすかな記憶きおくの欠片かけらを
拾ひろい集あつめては過去かこに縋すがり
会話かいわの履歴りれきを読よみ返かえしたけど
想おもいまで残のこってなくて

「さよなら。」
ぼく以外いがいの誰だれかがいて
これからあなただけ幸しあわせになるんだね
背中せなかに立たてた爪つめが残のこしたのは愛あいの痛いたさ
一人ひとりじゃ治なおせない ただの傷痕きずあと

部屋へやに飾かざった花はな
陽ひの光ひかりを浴あびる
あなたの横顔よこがお 思おもい出だす

途中とちゅうまで観みていたドラマの最新さいしん話わ
いまさらなんで 画面がめんに流ながれて来くるんだ
二人ふたりで笑わらいたい 朝あさまで語かたりたい
見みたかったつづきがあるのに

「さよなら。」
ぼく以外いがいの誰だれかがいて
これからあなただけ幸しあわせになるんだね
最後さいごに返事へんじもない真夜中まよなかのメッセージ
他ほかの人ひとと読よむのはやめて

部屋へやに飾かざった花はな
季節きせつは巡めぐりゆく
思おもい出でが色褪いろあせる
あなたの面影おもかげが遠とおくなる

枯かれていく