ふんだりけ 歌詞 TALLA ふりがな付

戯おどけ怠なまけた腑抜ふぬけがとおりゃんせ
賭かけた負まけたもそりゃ歌うたにしなさんせ

手取てとり足取あしとり
舵取かじとり 輪わになり
夜明よあけの晩ばん
滑すべって大おおハズレ

足手纏あしでまとい
転ころんで泣なきじゃくり
負まけて悔くやしい
弱よわいもの勝がちね

「ちょいとここいらでひとつ小噺こばなし」
そいつはどうも
嗚呼ああ 有あり難がてえこった
大たいしたもんだが 御託ごたくは結構けっこう

もういいかい

あみだくじの終点しゅうてんで
また会あおう

戯おどけた態度たいどのうつけがとおりゃんせ
ヤワなくせしてそりゃ
すげえ洒落しゃらくせえな
今日きょうまでずっと
踏ふんだり蹴けったりの人生じんせいだったんだっけ
金輪際こんりんざい 知しらぬ方ほうがいいんじゃない

目めを薄うすくして笑わらう
背中せなか 光ひかりが差さしている

嗚呼ああ ちょっと待まった
まだお迎むかえは結構けっこう

まだだよ

怠なまけた態度たいどのアンタ しゃんとしなさんせ
馬鹿ばかなフリしてそりゃ
なんかダセェな
今日きょうまでずっと
ハッタリばっかりの人生じんせいだったんだって?
グーリンダイ
長生ながいきもいいんじゃない

あしたてんきに なれば笑わらえるか
目隠めかくしして泣ないたのはだれだ

手取てとり足取あしとり
錆さび取とり 嫌いやになり
あれが欲ほしいじゃわからん
手ての鳴なる方ほうへ連つれてってよ

戯おどけた間抜まぬけをとおしゃんせ
初心うぶなくせしてそりゃ
なんかきな臭くせえな
今日きょうまでずっと
踏ふんだり蹴けったりの人生じんせいだったんだって?
金輪際こんりんざい もう 諦あきらめていいんじゃない

あしたてんきに なるとしたとて
目隠めかくしして空そら見上みあげたとて