瞳に吸い込まれて 歌詞 映秀。 ふりがな付

駅前えきまえの本屋ほんやが潰つぶれてた
後書あとがきすらない最期さいご
いつか終おわるのが運命うんめいと
言いわれた気きがしてすぐに

「またね、明日あした」君きみは笑わらった
何度なんども恋こいしてきたはずなのに
紛まぎれもなく 初恋はつこいだ

瞳ひとみに吸すい込こまれて
時ときが止とまる 意味いみからあふれる
いつまでもこのまま
見みつめていて 見みつめさせて

ありふれた恋こいではないはずと
思おもいたくてキスをした
カーテンの隙間すきまから漏もれる
始発しはつの単調たんちょうなメロディ

さよならが部屋へやを叩たたいた
それでもまだ二人ふたりは揺ゆれてた
愛いとしくて 初恋はつこいが

瞳ひとみに吸すい込こまれて
ぐちゃぐちゃがいい 溶とけてしまいたい
悲かなしくないフリをして
結むすび直なおす靴紐くつひも

改札かいさつ抜ぬけてふと振ふり返かえる
目めと目め合あう度たび 微笑ほほえみ合あうの
こんな瞬間しゅんかんさえ恋こいをしてる
「またね、明日あした」

瞳ひとみに吸すい込こまれて
もうこの目めは君きみしか映うつせない
いつまでもこのまま
見みつめていて 見みつめさせて
瞳ひとみに吸すい込こまれて
運命うんめいさえ忘わすれて