瓜売りに瓜二つ 歌詞 一期一振,大般若長光,小竜景光,へし切長谷部,豊臣秀吉,家臣たち,大名たち ふりがな付

「瓜うり売うりそのものですぞ!」
「さすが殿下でんか!!」
「よおっ! 日本一にっぽんいち～!!」

瓜うり売うりに～ 瓜二うりふたつ～
よっ!
召めされそうらえ～
よい!よい!よいよいよ～い

茶ちゃはいらんかの?
はあいらん いらん
あじか 買かわし 買かわし
よい!よい!よいよいよ～い

瓜うり売うりが～ 瓜うり売うりに来きて(よっ!)
瓜うり売うり残のこし～
よいよいよい!
売うり売うり帰かえる(よっ) 瓜うり売うりの声こえ～
瓜うりくだされ!
お売うりくだされ!
売うれ残のこり瓜うりが(はっ!)
瓜うり売うり切きれた
よっ!よっ!い～～～よおっ!

「一太郎いちたろう! 調子ちょうしはいかがじゃ」
「殿下でんかの格別かくべつなるご配慮はいりょにより、この通とおりにございます」
「どうじゃ! 本物ほんものの瓜うり売うりのようじゃろ!」
「はい。見紛みまごうほどに瓜二うりふたつですな」
「あぁ! 儂わしは本物ほんものの瓜うり売うりさえも超こえてみせるぞ!
さあ、皆みなの者もの! 思おもうさま騒さわげえ! 盛もり上あがるのじゃあ!」

瓜うり売うりに～ 瓜二うりふたつ～(よっ!)
瓜うり売うりに～ 瓜二うりふたつ～(よっ!)

「あまり楽たのしくないかい?」
「え…?」
「なんだかつまらなそうだよ」
「…ああ。弟おとうとたちがいたら大おおいに楽たのしんでいるでしょうな」
「キミって…」
「はい?」
「いや」
「あんた自身じしんはどうだ?と聞きかれているんだよ」
「私わたし自身じしん……」
「おいおい、話はなし込こんでないでほれ」
「こっちやこっち」

「これこれ。顔かおが怖こわいぞ」
「ほれほれ、中なかへ」
「ちょっ……」

瓜うり売うりが～ 瓜うり売うりに来きて(よっ!)
瓜うり売うり残のこし～(よいよいよい!)
売うり売うり帰かえる(はっ!) 瓜うり売うりの声こえ～
(よっ!よっ!い～～～よおっ!)