まざらないや 歌詞 美味しい曖昧 ふりがな付

ミルク入いりのコーヒーと
氷点ひょうてん下か、この部屋へやでどうせ 待まちぼうけ
「つまんないよ つまんないよ」って
イヤフォン 投なげつけて 混まざらない夜よる

漂白ひょうはく剤ざいの入いれ忘わすれ 「悪わるい子こじゃないけど」
引ひき摺ずる足音あしおと聞きいて 眠ねむったふり 平気へいきなふり

いつの間まにか 疎外感そがいかん、凍こおりついて
さらさら真まっ白しろに 「枯かれちゃった」
苺いちご色いろの雫しずくは タイミング待まち

ミルク入いりのコーヒーが 私わたしたちにはお似合にあいだって
色違いろちがい はんぶんこ 長なが押おし 張はり付つく夜よる
絵えの具ぐ味あじの声こえが 「あれ?言いってなかったっけ?」なんて
もう聞ききたくないから 先さきに落おちられない長ながい夜よる

絵え文字もじ スタンプ 取とり消けした後あと「別べつにいいよ」って
日曜日にちようびが沈しずんだら つらら尖とがり出だす

キャラメル焦こがしても 笑わらえない笑わらい話ばなし
「つまんないよ、つまんないけど」 繋つながる 流ながれる 夜よる
凍こおる街路樹がいろじゅだって ニュアンスなんかは 雨あめあられ
息いきも出来できない寒さむがり だけどまだここに居いたい夜よる

もう十分じゅうぶんだ 自然しぜん解凍かいとう、どろどろに溶とけて
真まっ黒くろに「染しみちゃった」
相槌あいづち 隠かくれながら タイミング待まち

はじめての苦にがいコーヒーと 誰だれもいない チカチカ中ちゅう
間違まちがって 笑わらえなくて やっぱりひとりは嫌いやだ。。
ミルク入いりのコーヒーが 私わたしたちにはお似合にあいだって
雪解ゆきどけ近ちかいのに どうやら今夜こんやも ねむれないや

まざらないや