透明シャボン 歌詞 Luov ドラマ「世界で一番早い春」エンディングテーマ ふりがな付

透明とうめいシャボン
空そらまで飛とんでいく
触ふれたらすぐに
消きえてしまうのに
拭ぬぐいきれず流ながれた君きみの涙なみだに
見惚みとれていたんだ

「もう全部ぜんぶやめたい!」ってさ
冗談じょうだん混まじりでぼやいた君きみの声こえ
頭あたまの中なか 駆かけ巡めぐって
ずっと引ひっかかって消きえない

思おもい出だしたように笑わらって
「大丈夫だいじょうぶだよ」って
力任ちからまかせに飲のみ込こんだものは何なに?

知しりたいなって気持きもちは
ぐっと堪こらえた
君きみのペースに合あわせていたいから

君きみの心こころが透すけて見みえたらいいな
その憂うれいに少すこしは寄より添そえるかな
正ただしいだけの綺麗きれいな言葉ことばなんかじゃ
ますます君きみを独ひとりにさせてしまう気きがする

何なにも出来できないならせめて
暗闇くらやみから目めを背そむけられるように
寂さびしさなど感かんじる余白よはくないくらい
ふざけたことを言いい合あって
笑わらわせたい

「別べつに気きにしてない」ってさ
強つよがりのSOSに聞きこえたよ
難むずかしいことは置おいといてってさ
それが難むずかしいことだよね

君きみの優やさしさ 真まっ直すぐさが
報むくわれる世界せかいだったらいいのに

透明とうめいシャボン
空そらまで飛とんでいく
触ふれたらすぐに
消きえてしまうのに
拭ぬぐいきれず流ながれた君きみの涙なみだは
ずっと綺麗きれいだよ

君きみが君きみを大事だいじにすることで
こんなに喜よろこぶ私わたしがいること
それをどうやって言葉ことばで伝つたえようか
頭あたまの中なか 想おもいだけが溢あふれていく

力ちからになれることなんて
最初さいしょから一ひとつもなかったのかも
それでも君きみが陰かげで震ふるえているとき
迷まよわず手てを握にぎれる人ひとになりたい

離はなれないで
壊こわさないで
始はじめから終おわりばっか見みないで!
震ふるえる手てと重かさねた手て
温あたためられるかな?

ねえどうか忘わすれないで
これから君きみがどんな未来みらいを選えらんでも
ずっと味方みかたでいるよ