愛想花火 歌詞 神が残した夢を喰う。 ふりがな付

泣なき虫むしだった君きみのくせに
最後さいごの最後さいごだけは泣なかなかったね
君きみの前まえでは滅多めったに泣なかない僕ぼくだけど
あの日ひは泣ないて泣ないて
君きみに笑わらわれたね

会あいたいと思おもう気持きもちは
どこか遠とおい場所ばしょに
忘わすれてしまったのかな

夏なつの暑あつい夜よる咲さいた
花火はなびが落おちてく
二人ふたりは未来みらいを見みていたんだね
君きみの目めも寝顔ねがおも笑わらい声ごえも匂においも
全部ぜんぶまとめて愛あいしていたんだな

愛想あいそが良よかった君きみのことだ
今いまの人ひととはうまくやってるんだろう?
暑あついのが苦手にがてで寒さむがりな君きみだから
きっと今いまも少すこし不ふ機嫌きげんになってるんだろう

「会あいたい」がすぐ「大好だいすき」になって
「愛あいしてる」と気きづいたのは
君きみが去さってからだ

夏なつの暑あつい夜よる咲さいた
花火はなびに願ねがった
二人ふたりの未来みらいはもうないんだね
君きみの笑わらった顔かおが頭あたまから離はなれない
僕ぼくは一人ひとりで愛あいしてたんだな

もう顔かおも名前なまえも仕草しぐさも
思おもい出ださずに
二人ふたりは未来みらいを歩あるいていくんだね

夏なつの暑あつい夜よる咲さいた
花火はなびが落おちてく
二人ふたりは未来みらいを見みていたんだね
君きみの目めも寝顔ねがおも笑わらい声ごえも匂においも
全部ぜんぶまとめて愛あいしていたんだな