感情線トワイライト 歌詞 すとぷり ふりがな付

何なにも聞きかない
何なにも知しらない
何なにも要いらない
何なにも言いわないで

夏なつが置おき去ざりにした熱ねつが
列車れっしゃを待まつこのホームで

赤茶あかちゃけた線路せんろ沿ぞい、足跡あしあと
流行語はやりことば喋しゃべる街並まちなみ
時刻表じこくひょうは頼たよりない
電光でんこう掲示板けいじばんをずっと眺ながめている

白線はくせんの内側うちがわ 響ひびく音おとで
搔かき消けした不安ふあんと 切せつなさにバイバイ
その時計とけいは環状線かんじょうせん
夕焼ゆうやけを追おって明日あすになる
行先いきさきはどうだい?ドアが開あく

ネガフィルム沈しずみゆく路地裏ろじうら
怖こわい夜よる訪おとずれる前まえに
ふたりどこか遠とおくへ行いって
そんな浅あさい夢ゆめを見みる

心許こころもとない電線でんせんにつられ
臆病おくびょうは仄ほのか夕ゆうに揺ゆられ
時刻表じこくひょうは頼たよれない
電光でんこう掲示板けいじばんはきっともう用済ようずみ

白線はくせんの外側そとがわ 暮くれる世界せかい
僕ぼくたちを攫さらって どこまで行ゆくの
まだ気付きづかないままでいて
明日あしたが少すこし怖こわいこと

このままどうか どうかずっと
遠とおいところまで揺ゆられていよう
静寂せいじゃくを彩いろどる音おと 季節きせつに跨またがって
わからないだらけの人生じんせい
上手うまく笑わらえない日ひもある
それでいい それがいい
少すこし目めを瞑つむってようか

焼やける空そら 鮮あざやか
目めを奪うばうほど
このままもう 帰かえらずどこまで行ゆこうか

揺ゆれるまま 揺ゆれるまま
知しらない方ほうへ
手てに触ふれて その奥おく
心こころに触ふれる
巡めぐる時ときが愛いとしくて
何なんでも無ないと嘘うそをついた

ここいらでそうだ
話はなそうか