生きて生きてゆく 歌詞 トゲナシトゲアリ ふりがな付

予測よそくした景色けしきはどんな色いろして
一体いったいどれほど笑わらっていて
どれほど泣ないていたんだろう
現実げんじつは思おもいのほか辛つらくて
実際じっさいどこにもたどり着つけなさそう

いつからどこから間違まちがったかなんて
いまさらたらたら並ならべたとこで
まだまだ続つづいてく暗闇くらやみに
光ひかりが灯ともるわけじゃない
それならここから
駆かけ出だすしかない

藻も掻がいただけ
曲まがりなりにも進すすみ続つづける
いとも簡単かんたんに夢ゆめのように
とはいかないけど
足掻あがいただけ
今日きょうもまた一ひとつ明日あすへ向むかう
時ときに散々さんざんに傷きずついたりしながら
生いきてゆく

想定そうてい外がいの雨あめに打うたれるたび
所詮しょせん 予報よほうはただの予報よほう
信しんじる者ものが馬鹿ばかを見みる
皮肉ひにくっていられる強つよささえも
勇敢ゆうかんな者ものだけに与あたえられる

逆さかさまにしたら重おもかった世界せかいも
さながらジオラマみたいな気きがして
頼たよりない気休きやすめと知しりながら
目めをつぶってしまうよりは
いくらかマシだと
無心むしんでひたすら走はしれ

藻も掻がいただけ
曲まがりなりにも進すすみ続つづける
ひどく単純たんじゅんに嘘うそみたいに
腑ふに落おちたみたい
足掻あがいただけ
今日きょうもまた一ひとつ明日あすへ向むかう
常つねに散々さんざんに傷きずついたりしながら
生いきてゆく
生いきてゆく