阿修羅大王 歌詞 人間椅子 ふりがな付

三面六臂さんめんろっぴの 恐おそろしい姿すがた
睨にらみを利きかせて 悪あくを挫くじく
右側みぎがわは怒いかり 左ひだりは苦くるしみ
阿羅漢あらかんの悟さとり 真正面ましょうめんに

八部はちぶ衆しゅう 右みぎならえ
八正道はっしょうどう 胸むねに秘ひめ

この世よに菩提ぼだいを灯ともすため
鬼神きじんの形なりしてやって来くる
六むっつの腕かいなを振ふりかざし
仏ほとけの威光いこうのお見舞みまいだ

青色しょうしき青光しょうこう
黄色おうしき黄光おうこう
赤色しゃくしき赤光しゃっこう
白色びゃくしき白光びゃっこう
極楽ごくらく往生おうじょう

三千世界さんぜんせかいの 須弥山しゅみせんの彼方かなた
仏法ぶっぽうを守まもる 阿修羅あしゅらの王おう
帝釈天たいしゃくてんとは 旧知きゅうちの輩ともがら
眷属けんぞく引ひき連つれ 凱歌がいか上あげる

貪瞋痴とんじんち なぎ払はらえ
阿弥陀仏あみだぶつ 手てを合あわせ

無明むみょうに光ひかりを照てらすため
緊那羅きんなら迦楼羅かるらと鳩槃荼くばんだと
憤怒ふんぬの面おもても勇いさましく
仏法僧ぶっぽうそうを思おもい知しれ

青色しょうしき青光しょうこう
黄色おうしき黄光おうこう
赤色しゃくしき赤光しゃっこう
白色びゃくしき白光びゃっこう
極楽ごくらく往生おうじょう

阿修羅あしゅらの大王だいおう
阿修羅あしゅらの大王だいおう

えいっ えいっ 往生おうじょう
えいっ えいっ 往生おうじょう

六道ろくどう輪廻りんねの 修羅しゅら道どうに落おちて
心こころに生うまれた 欣求ごんぐ浄土じょうど
五千ごせんの年月としつき 争あらそい明あけ暮くれ
愚おろかと空むなしさ 誰だれより知しる

四聖諦ししょうたい 頂いただいて
厭離おんり穢土えど 旗はたにして

衆生しゅじょうに涅槃ねはんを見みせるため
修羅しゅら場ばを潜くぐって現あらわれる
外道げどうも邪道じゃどうも束たばにして
正法しょうぼうかざせばお陀仏だぶつだ

青色しょうしき青光しょうこう
黄色おうしき黄光おうこう
赤色しゃくしき赤光しゃっこう
白色びゃくしき白光びゃっこう
極楽ごくらく往生おうじょう

バンバンバババ
バンバンババンバン
バンバンバババ
バンバンババンバン