kemonomichi 歌詞 171 ふりがな付

遠とおき日々ひびの砂すなの城しろは
月つきの波なみに拐さらわれる
髪かみを撫なでた白熱はくねつ灯とう
瞼まぶたの裏うら蘇よみがえる

生いきていく意味いみを
探さがし続つづけてた
空そらの色いろと変かわりないのに

どうして どうして
私わたしは私わたしなの
見みつけて 混まざり合あう陽炎かげろう
築きずいて 壊こわして
通とおり過すぎゆく道みち
振ふり返かえって見みれば大おおきな絵えになるよ

探さがしてみた言葉ことばのせい
夏なつの色いろを見逃みのがした
流ながれ出だしたフレーズの隙間すきま
孤独こどくと目めが合あった気きがした

イヤホンはずして
風かぜを聴きいてみた
惑星わくせいと僕ぼくらは繋つながってるのに

どうして どうして
あなたはあなたなの
教おしえて 離はなれゆく星ほしたち
守まもって 壊こわして
ささくれた両手りょうてで
頬ほほを包つつむ ぬるく染そまって 君きみが笑わらう

どうして どうして
私わたしは私わたしなの
見みつけて 見みつけて 見みつけてよ

どこにも 居いられず
彷徨さまよい歩あるく日々ひび
振ふり返かえってみれば確たしかな
地図ちずを描えがく

この足あしだから
辿たどり着ついた