もどりたい 歌詞 清野研太朗 ふりがな付

ないものねだり 少すこしだけ
夢ゆめと現実げんじつの境目さかいめを無なくしたい
失うしなった心こころだけ
身体からだはまだここにあるから

逢あいたくなっても思おもい出だせない
本当ほんとうの声こえを聴きかせてよ
あともう一いっ回かい 失うしなった人ひとばかり
生いきていればそればかり

二者択一にしゃたくいつを繰くり返かえす
何なにが正解せいかいかも教おそわらないまま

子供こどもの頃ころに戻もどりたい
男おとこか女おんなか決きまる前まえに戻もどりたい
きっときっといつまでも
ここではないどこかへ戻もどりたい

曖昧あいまいなら期待きたいはしない
波なみが寄よせて返かえすだけ
駆かけ引ひきはしない
絶望ぜつぼうも希望きぼうも要いらない
私わたしの人生じんせいに必要ひつようない

取捨選択しゅしゃせんたくを強しいられる
何なにを捨すてたのか分わからないまま

子供こどもの頃ころに戻もどりたい
父ちちと母ははが出逢であう前まえに戻もどりたい
ずっとずっとどこまでも
遠とおい別べつの星ほしへ戻もどりたい

愛あいしていた過去かこは変かわらずに
痣あざとして残のこし続つづけていたい
何なにも全すべて消けしてしまうほど
悪わるくはない気きがするね

往来おうらい 過すぎ去さった嵐あらしに置おいてきた
恥はずかしい記憶きおくや思おもい出でを歌うたい
忘わすれちゃいないさ
全すべて自みずから選えらんで掴つかみ取とったのさ

子供こどもの頃ころに戻もどりたい
違ちがう人生じんせいを少すこし味見あじみしたかっただけ
子供こどもの頃ころに戻もどれない
それでいいよ もう進すすむだけでいい