鳥 歌詞 Afro ふりがな付

思おもえば会あいたいだなんて
欲深よくぶかくも願ねがったから
きっと離はなれ離ばなれになった

空そらを飛とびたいだなんて
欲深よくぶかくも願ねがったから
きっと翼つばさをもがれたんだ

悲かなしみに潰つぶされるくらいなら
籠かごの中なかの小鳥ことりでいたいのだ
羽はばたこうともしない私わたしは
愚おろかなのかもしれないけど

須すべからく正直者しょうじきものであり
続つづけるにはあまりに苦くるしいと
泣なき言ごとを漏もらすくらいには
生いきることは難むずかしくて

あなたと私わたしでさ
浮うかぶ虹にじの端はしと端はしを持もち合あわせて
二ふたつ折おり してみたいわ
メランコリー 感かんじたいの

何なにが私わたしらを繋つなぎ止とめてて
それが確たしかに見みえる形かたちで
いつまでも残のこすことができるものであるなら いいな

これ以上いじょうは進すすめないよ
見みえない壁かべがあるみたいに
すっと足あしが止とまってしまった

言いい訳わけがましいとは重々じゅうじゅうに承知しょうちの上うえなんだけど
きっと私わたしには無理むりだったんだ

あなたのこと理解りかいするためには
籠かごの中なかの小鳥ことりじゃいけなくて
傷きずついてでも飛とび立たとうとする
勇気ゆうきが必要ひつようだったの

悲かなしみは具つぶさに管くだを巻まき
幾重いくえにも重かさなって押おし寄よせて
流ながされずに残のこった心こころを
曝さらけ出だしていく 嗚呼ああ

あなたと私わたしでさ
虹にじの去さった先さきの景色けしきを追おいかけて
2番ばん乗のり してみようよ
メランコリー そこにあるわ

何なにが私わたしらを繋つなぎ止とめてて
それが確たしかに見みえる形かたちで
いつまでも残のこすことができるものであるなら せめて

終おわりありきで続つづくこの旅たびが
忙せわしなさに溺おぼれゆく世界せかいが
たまにちょっと休やすめるくらいのものであるなら いいな