虚飾 歌詞 Sir Vanity ふりがな付

よう
動乱どうらんの巷ちまたでは
持もて囃はやす 佞おもねる声こえ

飛とび交かうポジショントーク
膾炙かいしゃするカストリ
ご苦労様くろうさまです

拝啓はいけい ツバメ様さま
あぁ 貴方あなたにはわからないでしょう
鴻鵠こうこくの気持きもちなど
私わたしの人生じんせい晴朗せいろうナレドモ波高なみたかシ

くたばれ
安やすっぽい賞賛しょうさんなんてもういらないぜ
やぁ 音おとに聞きけ俺おれこそ
この世よの春はるの最中さなか
さあ見みさらせよ

天晴あっぱれな透視とうし能力のうりょく
万まん年ねん発情期はつじょうき
デカダンス

くだらねぇ礼儀れいぎ作法さほう
なあ 皮相ひそうだけ繕つくろいやがって
失うせやがれ三下さんした

行儀ぎょうぎのいいふりはもうやめな
泣なき入いれる前まえに

ずらかれ
柔やわらな心こころごとめくられるままに
ざまあねえな芋いも引ひいて

くたばれや
こんな俺おれなら
お先さきに通とおりゃんせ
やけに冴さゆる冬ふゆの日ひ
この世よにロクを晒さらし
もう見納みおさめよ