鯨の落ちる街 歌詞 ロクデナシ ふりがな付

向むかう風かぜはこれ以上いじょう
ここは水色みずいろの街まちの外はずれ
高たかく飛とべたら何なにか見みえるの?

ボクはきっとこれ以上いじょう
先さきを歩あるけそうにもないから
なんて呟つぶやく声こえがまだ聞きこえている

深ふかく 沈しずんでゆく
星空ほしぞらに違ちがいはないよ
優やさしい藍あいの中なか

すれ違ちがう予定よていってことにしておこう?
鯨くじらも落おちそうな闇やみの向むこう
息いきをするほうが難むずかしいなんて
わかっているんだ

物言ものいわぬ無色むしょくな水すい泡ほうになったって
君きみの名前なまえを呼よんでいる

向むかう風かぜはこれ以上いじょう
ここはあの日ひから鯨くじらの夢ゆめ
ボクには未いまだ 何なにも見みえない

絶たえない浮力ふりょくに身みを委ゆだね
流ながされるように どこ行いくの?
もう言葉ことばすら届とどかないのに

いつか もしも ならば
思おもいつく夢ゆめも未来みらいも
砂すなの上うえのシネマ

終おわりのない世界せかいを約束やくそくしよう?
波間なみまに煌きらめいているパレード
塩辛しおからいほうが当あたり前まえなんて
泣ないてなんかないよ

物言ものいわぬ無色むしょくな水泡すいほうになったって
君きみの名前なまえを呼よんでいる

君きみのことなら覚おぼえている