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「ただ声一つ」歌詞の意味を考察!ロクデナシから生きづらさに悩む人へのメッセージ?

ロクデナシが新曲『ただ声一つ』を2021年12月22日に配信リリース。同日に公開されたMVは、1ヶ月で100万回再生されるなど話題となっています。流れるようなピアノの音色が印象的な楽曲『ただ声一つ』の歌詞の意味や、タイトルに込められた想いを考察します。

ロクデナシの新曲「ただ声一つ」がSNSで話題沸騰

▲ロクデナシ - 『ただ声一つ』【OfficialMusicVideo】

ロクデナシ』は、歌い手として活動する『にんじん』のアーティスト名義。

そんなロクデナシが、2021年12月22日に新曲『ただ声一つ』を配信リリースしました。

作詞作曲はMIMI、MVのイラストはfaPkaが担当。

YouTubeで公開されたMVは、公開から1ヶ月と経たないうちに100万回再生を突破し、大きな話題となっています。

流れるようなピアノの音色と、にんじんの包み込むような歌声が響く『ただ声一つ』の歌詞の意味を考察します。

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続く 時間の欠片
を集めている ただ
過ぎるノートの余白に書く
「答えは、いつ?」
≪ただ声一つ 歌詞より抜粋≫
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目に見えない「時間」を、「欠片」と目に見える形で表しているのが印象的ですね。

楽しいと時間はあっという間に過ぎていくもの。

一方、退屈だったり憂鬱な気分だったりすると時間は長く感じるものではないでしょうか。

主人公が時間を強く意識していることから想像すると、「時間の欠片を集めている」は「1日1日を必死で生きている」の意味に捉えられるかもしれません。

続く「過ぎるノート」も、同じく時間を表しているように思えます。

「答えは、いつ?」と問いかけるほど、主人公は何かに悩んでいるのかもしれません。

タイトル「ただ声一つ」の意味をどう解釈する?


タイトルの『ただ声一つ』から、歌詞は「」に関して書かれているのではないかと想像できます。

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ほんのり小さな感情へ
愛をひとつまたねまたね
夜に咲く温度と灯るまで
≪ただ声一つ 歌詞より抜粋≫
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サビの「愛」が何を表しているかは、さまざまな解釈ができそうですね。

「声」をテーマに書かれた歌詞であるならば、「主人公の気持ち」を表していると考えられるのではないでしょうか。

もしくは続く歌詞が「またね」なので、主人公が「自分の気持ちをうまく伝えられなかった」ことを表しているのかもしれません。

たとえば周囲と自分の意見が違うときなど、周りに嫌われるのを恐れて自分の気持ちをうまく言えないときもありますよね。

同じように、主人公が気持ちを言葉にできず悩んでいると想像できる歌詞が、曲の後半に登場します。

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言えないことは言えないで良い
って思えたら軽くなれるのかな
≪ただ声一つ 歌詞より抜粋≫
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もちろん、周りと合わせていれば誰かと衝突することはありません。

しかし、自分の中では「やっぱりこう言っておけばよかった」と後悔することもあるのではないでしょうか。

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呼吸 ひとつ生きる生きる
優しい日々の横で泣かぬように 嗚呼
泣かぬように
≪ただ声一つ 歌詞より抜粋≫
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誰ともぶつからない「優しい日々の横」で、自分の気持ちを押し殺して「泣かぬように」。

『ただ声一つ』のタイトルには、「自分の気持ちを正直に伝えたい」という想いが込められているのかもしれません。

ラストの歌詞は「悩みながらも生きていこう」というメッセージ?


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ちっちゃな言葉チクチクしたの
キリが無いけどさ
それを忘れたフリ疲れたよ
夜よ抱きしめて
≪ただ声一つ 歌詞より抜粋≫
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人によって、何をどう感じるかはさまざまです。

たとえ本人がそのつもりで言っていなくても、受け取る人によっては傷ついてしまうこともあるかもしれません。

周囲を気にして意見を言えない人は、共感性が高く、他人のちょっとした言動から気持ちを読み取るのが得意といわれています。

『ただ声一つ』の主人公もまた、自分の敏感な性格に悩んでいるのではないでしょうか。

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今日だって 笑う笑う
泣いちゃう僕を隠すために笑う
≪ただ声一つ 歌詞より抜粋≫
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本当はすごく悩んでいるけれど、周りに心配かけたくないからと打ち明けられないときもあるでしょう。

どうすればいいのか答えが出ないまま、主人公は強がっているように思えます。

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愛をひとつまたねまたね
優しい日々の横で笑うように
嗚呼
吐き出す気持ちは簡単で
でも生きるの難易度高すぎて
どうにも解けない問いだらけ
嗚呼さっぱりきっかり前向いて
なんてしなくて良いから抱きしめて
愛をひとつまたねまたね
≪ただ声一つ 歌詞より抜粋≫
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そんな中で、曲のラストでは「さっぱりきっかり前向いて」「なんてしなくて良いから抱きしめて」と歌われています。

周囲を気にしてしまう人とは反対に、どんな相手にも臆せず自分の気持ちをハッキリ言う人もいるでしょう。

一見羨ましく感じるかもしれませんが、その人もまた自分の性格に悩んでいるかもしれません。

どちらもその人の「個性」であって、何が正解・不正解というのはないのでしょう。

そして、たとえ問題が根本的に解決していなくても、同じように悩んでいる人がいるとわかるだけでどこか安心できるものではないでしょうか。

「さっぱりきっかり前向いて」「なんてしなくて良いから抱きしめて」の歌詞は、「一緒に悩みながらも生きていこうよ」というメッセージにも聞こえてきそうです。

ロクデナシ&にんじんの今後の活動に注目!

ロクデナシ『ただ声一つ』の歌詞の意味を考察しました。

流れるピアノの音色とにんじんの優しい歌声が、「悩んでいるのは1人じゃないよ」と教えてくれているようですね。

にんじんの公式YouTubeチャンネルでは、本人によるギター弾き語り動画も公開されています。

『ただ声一つ』でロクデナシ(にんじん)が気になった方は、ぜひ他の楽曲や動画もチェックしてみてください!

この特集へのレビュー

女性

白兎たん

2024/11/18 18:10

たしかに。

女性

ライ

2024/11/10 22:34

僕は、どうしたらいい
ごめんなさい

女性

チャコペンシル

2024/09/12 22:45

なるほど、納得

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