よみ:おちこぼれのおとこ2
落ちこぼれの男2 歌詞
-
瑣吉,謎の男
- 2026.3.25 リリース
- 作詞
- 浅井さやか(One on One)
- 作曲
- YOSHIZUMI
- 編曲
- YOSHIZUMI
友情
感動
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元気
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「……よし」
「『流行はやりの絵えなんか…と愚痴ぐちるその男おとこ、』」
「『生うまれてこのかた、浮世うきよ絵えなど見みたことがない。
どころか、世間せけん、浮世うきよ、世情せじょうすら知しりもしない落おちこぼれ』」
「けっ! 見みなくたってわかるさ。 ちやほやされてるだけの絵えだ。
ただ綺麗きれいで、ただ派手はでで、ただ……!」
くわんと頭あたま一ひとつ横よこに揺ゆれ
まま地じべたに這はいずる
その様さま、虫むしの如ごとくある
洗練せんれんされた筆ふで運はこび
繊細せんさい且かつ大胆だいたんな構図こうず
華麗かれいで優美ゆうびで艶あでやか
内面ないめんさえも描えがき出だしている これが…
「『…本物ほんものか。 男おとこは瞬時しゅんじに悟さとった』」
「俺おれなんか足元あしもとにも…」
「『男おとこ、言葉ことばを呑のみ込こむ』」
見みせつけられた
まざまざと
及およばぬ力ちから
ありありと
認みとめられなければ
認みとめられなければ
いないのと同おなじ
「……描かくしかないだろ…。 絵えだけが俺おれの存在そんざいの証あかし。
描かかなくなった俺おれなんか…」
「『だが、と男おとこは逡巡しゅんじゅんした』」
俺おれに描かけるか? あの絵えが…
俺おれには描かけない あの絵えは…
売うれないなら それまで
やめるしか… ないのか?
「『いや…』」
「俺おれには描かける。 描かけるんだ…」
お前まえには描かける あの絵えが…
お前まえには描かけるんだ
世間せけんを驚おどろかす絵えを
必かならず生うみ出だせる…!
「描かけるわけないだろ」
「……え」
「俺おれには描かけない。 俺おれにはあんな絵えは描かけない。 誰だれも俺おれを見みてくれねぇ。 俺おれはいないのと同おなじ。」
「……!」
売うれないなら それまで
やめるしか… ないのか?
項垂うなだれる男おとこ
口くちから漏もれるは業ごう 欲よく 卑怯ひきょう姑息こそく
流行はやりの絵えを批判ひはんすることで己おのれを保たもち
お天道様てんとうさまに唾つばを吐はく
「やめろ…勝手かってに進すすめるな……」
「!」
「……書かけるわけないだろ」
「恨うらみ辛つらみばかり綴つづってきたこの筆ふでで、
一体いったい何なにを描えがけるってんだ」
「……」
「お前まえは書かきたいんじゃない。
自分じぶんを罵ののしってきた連中れんちゅうを負まかしたいだけだ」
「違ちがう…」
「違ちがわない」
「違ちがう…」
「違ちがわない」
「……わたしには書かきたいものが」
「わかってんだろ!? 誰だれもお前まえのことなんか見みてくれない。
……ひゃっはっはっ」
「……」
「…いいじゃないか。 この世よへの恨うらみを好すきなだけ描えがけばいい。
心こころの中なかのどす黒ぐろいもンぜーんぶ吐はき出だしちまえよ。 すっきりするぜ」
「……」
「『流行はやりの絵えなんか…と愚痴ぐちるその男おとこ、』」
「『生うまれてこのかた、浮世うきよ絵えなど見みたことがない。
どころか、世間せけん、浮世うきよ、世情せじょうすら知しりもしない落おちこぼれ』」
「けっ! 見みなくたってわかるさ。 ちやほやされてるだけの絵えだ。
ただ綺麗きれいで、ただ派手はでで、ただ……!」
くわんと頭あたま一ひとつ横よこに揺ゆれ
まま地じべたに這はいずる
その様さま、虫むしの如ごとくある
洗練せんれんされた筆ふで運はこび
繊細せんさい且かつ大胆だいたんな構図こうず
華麗かれいで優美ゆうびで艶あでやか
内面ないめんさえも描えがき出だしている これが…
「『…本物ほんものか。 男おとこは瞬時しゅんじに悟さとった』」
「俺おれなんか足元あしもとにも…」
「『男おとこ、言葉ことばを呑のみ込こむ』」
見みせつけられた
まざまざと
及およばぬ力ちから
ありありと
認みとめられなければ
認みとめられなければ
いないのと同おなじ
「……描かくしかないだろ…。 絵えだけが俺おれの存在そんざいの証あかし。
描かかなくなった俺おれなんか…」
「『だが、と男おとこは逡巡しゅんじゅんした』」
俺おれに描かけるか? あの絵えが…
俺おれには描かけない あの絵えは…
売うれないなら それまで
やめるしか… ないのか?
「『いや…』」
「俺おれには描かける。 描かけるんだ…」
お前まえには描かける あの絵えが…
お前まえには描かけるんだ
世間せけんを驚おどろかす絵えを
必かならず生うみ出だせる…!
「描かけるわけないだろ」
「……え」
「俺おれには描かけない。 俺おれにはあんな絵えは描かけない。 誰だれも俺おれを見みてくれねぇ。 俺おれはいないのと同おなじ。」
「……!」
売うれないなら それまで
やめるしか… ないのか?
項垂うなだれる男おとこ
口くちから漏もれるは業ごう 欲よく 卑怯ひきょう姑息こそく
流行はやりの絵えを批判ひはんすることで己おのれを保たもち
お天道様てんとうさまに唾つばを吐はく
「やめろ…勝手かってに進すすめるな……」
「!」
「……書かけるわけないだろ」
「恨うらみ辛つらみばかり綴つづってきたこの筆ふでで、
一体いったい何なにを描えがけるってんだ」
「……」
「お前まえは書かきたいんじゃない。
自分じぶんを罵ののしってきた連中れんちゅうを負まかしたいだけだ」
「違ちがう…」
「違ちがわない」
「違ちがう…」
「違ちがわない」
「……わたしには書かきたいものが」
「わかってんだろ!? 誰だれもお前まえのことなんか見みてくれない。
……ひゃっはっはっ」
「……」
「…いいじゃないか。 この世よへの恨うらみを好すきなだけ描えがけばいい。
心こころの中なかのどす黒ぐろいもンぜーんぶ吐はき出だしちまえよ。 すっきりするぜ」
「……」