よみ:ものがたりのなかへ
物語の中へ 歌詞
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和泉守兼定,堀川国広,山姥切国広,蔦屋重三郎,喜多川歌麿,瑣吉,謎の男,庶民たち
- 2026.3.25 リリース
- 作詞
- 浅井さやか(One on One)
- 作曲
- YOSHIZUMI
- 編曲
- YOSHIZUMI
友情
感動
恋愛
元気
結果
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「そうだ。 僕ぼくたちが筆ふでを操あやつって結末けつまつまで書かいてもらえばいいんじゃない?」
「どういうことだ」
書かいてもらうんだよ 物語ものがたりを
「…なるほど」
「そいつは妙案みょうあんかもしれねえ」
「あ?」
介入かいにゅうするんだな 物語ものがたりに
「僕ぼくたちも登場とうじょうして!」
「んなことできんのか?」
「あの筆ふででそう書かかせれば、あるいは」
「できんのかい」
「…歌うたも句くも、物語ものがたりも…」
「『人ひとの心こころを種たねとして』」
「『万まんの言ことの葉はとぞなれりける』」
「たった一本いっぽんで、世界せかいを変かえる」
「まさに最強さいきょうの武器ぶき」
じゃあ変かえちまおうぜ 世界せかいを
「天才てんさい絵師えしを登場とうじょうさせな。
そしたらアタシがあいつをけちょんけちょんにしてやるよ」
「どうやって?」
「ぐうの音ねも出でないような傑作けっさくを描えがいてやるんだよ。
丁度ちょうど描かいてみてえ題材だいざいを見みつけたんでな」
「題材だいざい?」
「まあ、見みてなって」
「しかしどうやって書かかせる? 瑣さ吉きちは今いま、あの筆ふでの言いいなりだぜ」
「そこは…口八丁くちはっちょう手八丁てはっちょうで」
「お?」
「あんたなら、あの筆ふでをその気きにさせられるだろう」
「んなもん朝飯あさめし前まえさ」
「ひゅ~」
書かかせてやるさ/みろよ 思おもうがままに
「旦那だんなの十八番おはこ。 見みせて貰もらおうかねえ」
「おう、任まかせな」
一本いっぽんの筆ふでが生うみ出だす物語ものがたり
紙かみの上うえに広ひろがる無限むげんの世界せかい
どんな無理むりも叶かなう
「なあ瑣さ吉きちの筆ふでよお」
「あ?」
「おめえさんの言いった通とおり、あっしは能無のうなしの木偶でくの坊ぼう。 才能さいのうのある奴やつらが疎うとましくて妬ねたましくてたまんねえわ。 隣となりを歩あるくことで、自分じぶんにも才さいがある気分きぶんになって気持きもち良よくなってるだけさ」
「はっ」
「…さっきはああ言いったが、こいつの書かくもんには、今いまの流行はやりにはねえ重厚じゅうこうさがある。 深ふかい闇やみがある。 あっ、おめえさんがついてるんだから当あたり前まえか。 いやあ、ほんと頭あたまが下さがるよ。 毛もう量りょう多おおいねお筆ふで様さまつって。 …なあ、あっしに隣となりを歩あるかせてくんねえか? この物語ものがたりの続つづきをあっしにも見届みとどけさせてほしい。 ああいやいや、蔦つたの唐丸からまる、筆ふでに謝あやまるつってなあ」
「この通とおり、頭こうべを垂たれてお願ねがい申もうし上あげまする」
「……。 ははっ、はははっ! 天下てんかの蔦つた重じゅうが土下座どげざかよ」
「これと見込みこんだ才能さいのうのためなら惜おしまねえさ」
「ふーん。 仕方しかたねえなあ」
「じゃあ、早速さっそくだがよ…」
一本いっぽんの筆ふでで
世界せかいを 変かえる
一本いっぽんの筆ふでで
世界せかいを 作つくる
「なあ? 面白おもしれえ展開てんかいだろう?」
「まあ、悪わるくねえ」
「さあ、おめえさんの物語ものがたりの続つづきだ。」
「『男おとこの胸むねは高鳴たかなった。 血ちが一気いっきに巡めぐり、汗あせが噴ふき出だす』」
「…面白おもしれえ」
二に本ほんの筆ふでが生うみ出だす似顔絵にがおえ
紙かみの上うえに描えがく三さん人にんの侍さむらい
どんな絵えが
どんな絵えが
どんな絵えが生うまれる?
「出来できた!」
「名付なづけて『寛政かんせい参さん伊達男だておとこ』さ」
見みせつけてくれた
まざまざと
格かくの違ちがい
ありありと
これこそが本物ほんもの
これこそが本物ほんもの
時代じだいが認みとめた
「才能さいのうってやつさ」
「どういうことだ」
書かいてもらうんだよ 物語ものがたりを
「…なるほど」
「そいつは妙案みょうあんかもしれねえ」
「あ?」
介入かいにゅうするんだな 物語ものがたりに
「僕ぼくたちも登場とうじょうして!」
「んなことできんのか?」
「あの筆ふででそう書かかせれば、あるいは」
「できんのかい」
「…歌うたも句くも、物語ものがたりも…」
「『人ひとの心こころを種たねとして』」
「『万まんの言ことの葉はとぞなれりける』」
「たった一本いっぽんで、世界せかいを変かえる」
「まさに最強さいきょうの武器ぶき」
じゃあ変かえちまおうぜ 世界せかいを
「天才てんさい絵師えしを登場とうじょうさせな。
そしたらアタシがあいつをけちょんけちょんにしてやるよ」
「どうやって?」
「ぐうの音ねも出でないような傑作けっさくを描えがいてやるんだよ。
丁度ちょうど描かいてみてえ題材だいざいを見みつけたんでな」
「題材だいざい?」
「まあ、見みてなって」
「しかしどうやって書かかせる? 瑣さ吉きちは今いま、あの筆ふでの言いいなりだぜ」
「そこは…口八丁くちはっちょう手八丁てはっちょうで」
「お?」
「あんたなら、あの筆ふでをその気きにさせられるだろう」
「んなもん朝飯あさめし前まえさ」
「ひゅ~」
書かかせてやるさ/みろよ 思おもうがままに
「旦那だんなの十八番おはこ。 見みせて貰もらおうかねえ」
「おう、任まかせな」
一本いっぽんの筆ふでが生うみ出だす物語ものがたり
紙かみの上うえに広ひろがる無限むげんの世界せかい
どんな無理むりも叶かなう
「なあ瑣さ吉きちの筆ふでよお」
「あ?」
「おめえさんの言いった通とおり、あっしは能無のうなしの木偶でくの坊ぼう。 才能さいのうのある奴やつらが疎うとましくて妬ねたましくてたまんねえわ。 隣となりを歩あるくことで、自分じぶんにも才さいがある気分きぶんになって気持きもち良よくなってるだけさ」
「はっ」
「…さっきはああ言いったが、こいつの書かくもんには、今いまの流行はやりにはねえ重厚じゅうこうさがある。 深ふかい闇やみがある。 あっ、おめえさんがついてるんだから当あたり前まえか。 いやあ、ほんと頭あたまが下さがるよ。 毛もう量りょう多おおいねお筆ふで様さまつって。 …なあ、あっしに隣となりを歩あるかせてくんねえか? この物語ものがたりの続つづきをあっしにも見届みとどけさせてほしい。 ああいやいや、蔦つたの唐丸からまる、筆ふでに謝あやまるつってなあ」
「この通とおり、頭こうべを垂たれてお願ねがい申もうし上あげまする」
「……。 ははっ、はははっ! 天下てんかの蔦つた重じゅうが土下座どげざかよ」
「これと見込みこんだ才能さいのうのためなら惜おしまねえさ」
「ふーん。 仕方しかたねえなあ」
「じゃあ、早速さっそくだがよ…」
一本いっぽんの筆ふでで
世界せかいを 変かえる
一本いっぽんの筆ふでで
世界せかいを 作つくる
「なあ? 面白おもしれえ展開てんかいだろう?」
「まあ、悪わるくねえ」
「さあ、おめえさんの物語ものがたりの続つづきだ。」
「『男おとこの胸むねは高鳴たかなった。 血ちが一気いっきに巡めぐり、汗あせが噴ふき出だす』」
「…面白おもしれえ」
二に本ほんの筆ふでが生うみ出だす似顔絵にがおえ
紙かみの上うえに描えがく三さん人にんの侍さむらい
どんな絵えが
どんな絵えが
どんな絵えが生うまれる?
「出来できた!」
「名付なづけて『寛政かんせい参さん伊達男だておとこ』さ」
見みせつけてくれた
まざまざと
格かくの違ちがい
ありありと
これこそが本物ほんもの
これこそが本物ほんもの
時代じだいが認みとめた
「才能さいのうってやつさ」