パノラマライン 歌詞 南壽あさ子 ふりがな付

ペイルブルーの空そらの下した 陽ひを浴あびて
カーラジオから流ながれているバラッドに耳みみを澄すませる
ああ いつからか ちょっとだけ背伸せのびして
かなわない夢ゆめを嘆なげいて
弱気よわきな自分じぶんになっていた

思おもい立たったらそのときに
言葉ことばなんていらない
車くるまを借かりてふたりで
秘密ひみつの旅たびしてみたいだけさ

ぼくらの行方ゆくえは 今いまだけは聞きかないで
がむしゃらに生いきている分ぶんだけ
自由じゆうをください
夏なつのパノラマラインで もう一度笑いちどわらえたら
今いまや 名前なまえもない
あなたとわたし になっている

ああ 行いき当あたりばったりな ふたり旅たび
この先さきになにがあっても
身みを任まかせられたらいいや

思おもい立たったらそのときに
言葉ことばなんていらない
素顔すがおのままのふたりで
秘密ひみつの旅たびしてみたいだけさ

ぼくらの行方ゆくえは 今いまだけは聞きかないで
うまくはゆかないこともある
それでもこのまま
夏なつのパノラマラインで もう一度笑いちどわらえたら
今いまや 名前なまえもない
あなたとわたし になっている

今いまや そっと描えがいていた夢ゆめが 形かたちになっている