Saku
昔々むかしむかし、あるところに内気うちきな少年しょうねんがいて
彼かれは理解りかいされない事ことに怯おびえごまかして笑わらっていた。
そんな自分じぶんが何なにより嫌きらいで逃にげ込こんだ路地ろじの裏うら
ボロボロに錆さび付ついた君きみを見みつけたんだ。
どうせ僕ぼくの事ことなんて誰だれにも理解りかいされないんだ
君きみは笑わらわないで聞きいてくれたね。
すると、君きみはぎこちない笑顔えがおで僕ぼくの手てを握にぎり
うつむいてる僕ぼくを見みてこう言いいました。
大丈夫だいじょうぶ そんなに世界せかいは怖こわがらなくたっていいんだよ
ちっぽけなこんな僕ぼくだけど君きみのそばにいてあげるから。
ありがとう こんな僕ぼくの事君こときみが見みつけてくれたように
世界せかいは意外いがいと思おもうよりも簡単かんたんに変かわってしまうのさ
ひとりぼっちの僕ぼくたちはもうひとりぼっちじゃない。
笑わらわれるくらいなら最初さいしょから口くちに出ださない方ほうが…
いつもそう決きめつけて諦あきらめていたんだ。
ずっと胸むねの奥おくの奥怖おくこわくなって鍵かぎをかけた事こと
もう打うち明あけるすべも分わからないまま。
すると、君きみは冷つめたく閉とじた扉とびらをノックして
その鍵かぎをたやすく開あけてくれたんだ。
ありがとう こんな僕ぼくだけど君きみが見みつけてくれたから
今日きょうまでの痛いたみも全部大切ぜんぶたいせつに思おもえてしまうんだよ。
もう笑わらわれても大丈夫君だいじょうぶきみと笑わらい合あえるなら。
一人ひとりで泣ないていた僕ぼくにそれは突然訪とつぜんおとずれたキセキ
もう怯おびえないで 怖こわがらないで大丈夫だいじょうぶ もう一人ひとりじゃないから
照てらしてくれた光ひかりの先さきにいたのは君きみなんだ
大丈夫だいじょうぶ 君きみが思おもうよりも難むずかしい事ことじゃないさ
恐おそれないで君次第きみしだいで世界せかいは輝かがやき出だすから
大丈夫だいじょうぶ そんなに世界せかいは怖こわがらなくたっていいんだよ
ちっぽけなこんな僕ぼくだけど君きみのそばにいてあげるから。
ありがとう こんな僕ぼくの事君こときみが見みつけてくれたように
世界せかいは意外いがいと思おもうよりも簡単かんたんに変かわってしまうのさ
ひとりぼっちの僕ぼくたちはもう一人ひとりぼっちじゃない。
Saku
昔々mukashimukashi、あるところにarutokoroni内気uchikiなna少年syounenがいてgaite
彼kareはha理解rikaiされないsarenai事kotoにni怯obiえごまかしてegomakashite笑waraっていたtteita。
そんなsonna自分jibunがga何naniよりyori嫌kiraいでide逃niげge込koんだnda路地rojiのno裏ura
ボロボロboroboroにni錆saびbi付tsuいたita君kimiをwo見miつけたんだtsuketanda。
どうせdouse僕bokuのno事kotoなんてnante誰dareにもnimo理解rikaiされないんだsarenainda
君kimiはha笑waraわないでwanaide聞kiいてくれたねitekuretane。
するとsuruto、君kimiはぎこちないhagikochinai笑顔egaoでde僕bokuのno手teをwo握nigiりri
うつむいてるutsumuiteru僕bokuをwo見miてこうtekou言iいましたimashita。
大丈夫daijoubu そんなにsonnani世界sekaiはha怖kowaがらなくたっていいんだよgaranakutatteiindayo
ちっぽけなこんなchippokenakonna僕bokuだけどdakedo君kimiのそばにいてあげるからnosobaniiteagerukara。
ありがとうarigatou こんなkonna僕bokuのno事君kotokimiがga見miつけてくれたようにtsuketekuretayouni
世界sekaiはha意外igaiとto思omoうよりもuyorimo簡単kantanにni変kaわってしまうのさwatteshimaunosa
ひとりぼっちのhitoribotchino僕bokuたちはもうひとりぼっちじゃないtachihamouhitoribotchijanai。
笑waraわれるくらいならwarerukurainara最初saisyoからkara口kuchiにni出daさないsanai方houがga…
いつもそうitsumosou決kiめつけてmetsukete諦akiraめていたんだmeteitanda。
ずっとzutto胸muneのno奥okuのno奥怖okukowaくなってkunatte鍵kagiをかけたwokaketa事koto
もうmou打uちchi明aけるすべもkerusubemo分waからないままkaranaimama。
するとsuruto、君kimiはha冷tsumeたくtaku閉toじたjita扉tobiraをwoノックnokkuしてshite
そのsono鍵kagiをたやすくwotayasuku開aけてくれたんだketekuretanda。
ありがとうarigatou こんなkonna僕bokuだけどdakedo君kimiがga見miつけてくれたからtsuketekuretakara
今日kyouまでのmadeno痛itaみもmimo全部大切zenbutaisetsuにni思omoえてしまうんだよeteshimaundayo。
もうmou笑waraわれてもwaretemo大丈夫君daijoubukimiとto笑waraいi合aえるならerunara。
一人hitoriでde泣naいていたiteita僕bokuにそれはnisoreha突然訪totsuzenotozuれたretaキセキkiseki
もうmou怯obiえないでenaide 怖kowaがらないでgaranaide大丈夫daijoubu もうmou一人hitoriじゃないからjanaikara
照teらしてくれたrashitekureta光hikariのno先sakiにいたのはniitanoha君kimiなんだnanda
大丈夫daijoubu 君kimiがga思omoうよりもuyorimo難muzukaしいshii事kotoじゃないさjanaisa
恐osoれないでrenaide君次第kimishidaiでde世界sekaiはha輝kagayaきki出daすからsukara
大丈夫daijoubu そんなにsonnani世界sekaiはha怖kowaがらなくたっていいんだよgaranakutatteiindayo
ちっぽけなこんなchippokenakonna僕bokuだけどdakedo君kimiのそばにいてあげるからnosobaniiteagerukara。
ありがとうarigatou こんなkonna僕bokuのno事君kotokimiがga見miつけてくれたようにtsuketekuretayouni
世界sekaiはha意外igaiとto思omoうよりもuyorimo簡単kantanにni変kaわってしまうのさwatteshimaunosa
ひとりぼっちのhitoribotchino僕bokuたちはもうtachihamou一人hitoriぼっちじゃないbotchijanai。