春が出逢いの季節ならば、イベントの多い夏はまさしく恋の季節。大人になった僕達、言葉は学生時代に比べて饒舌になったし、お酒の力を借りる事だってできる。
でも、学生時代は声をかけるのも恥ずかしかった。もっと勇気を出していればと思う事もたくさんあります。
そんな勇気を出せなかった事を思い出す"意気地なしの恋"の歌をまとめました。
意気地なしの恋の歌
ゴールデンボンバー「また君に番号を聞けなかった」
タイトルで全てを悟る事が可能です。が、念の為歌詞も見て行きましょう。
"会える日は深刻なほど限られているのに
ちょっとだけ話せただけで満たされちゃったんだ
家に着いて押し寄せる後悔、自虐思考
チャンスはあった、確かにあった
なのに、なのに…
また君に番号を聞けなかった"
予想通りの内容ですが、この曲は最後の最後まで、意中の子に連絡先を聞く事ができず終わってしまいます。仲良くなるためには番号を聞かなくては…、でも断られたらどうしよう…。
そんな葛藤が最後まで続くこの曲は内向系男子全てが共感できる歌詞です。
ただ、歌詞では最後まで番号を聞く事ができないのですが、この曲のMVでは最後には番号を交換できているようです。
期待を裏切るMVのラストにも、是非注目を(?)
佐香智久「いつか君はそいつと別れるに決まってる」
タイトルが直球で嫉妬を投げかけています。
このタイトルをそのまま付き合い始めたカップルに対して直接言ったのであれば、とても嫌味な発言ですね。
ですがこのタイトルは、"失恋した自分に言い聞かせて"います。
"友達から告げられたそれは史上最悪のニュース
あいつ隣のクラスのやつと付き合い始めたらしいよ
まあ僕は別に君の彼氏じゃないから
何か言う権利なんてないけど
でもけっこう思わせぶりな態度
とってたじゃん なんだったのあれは?"
仲が良くて「いけるんじゃないの!?」と思ってた女の子が、別の男と付き合い始めたという話を聞き、絶望…と言った感じでしょうか。
"メイビーメイビーいつか君はさ
そいつと別れるに決まってんだから
メイビーメイビーいっそそれなら
早く僕のもとへ帰っておいでよ
最後は僕のものになればいいよ
なんて"
メイビーの意味は"もしかしたら"
もしかしたらと繰り返すにも関わらず、"そいつと別れるに決まってんだから"と決めつけてしまっているという矛盾から、彼の動揺が現れています。
そして最後には"僕のものになればいいよ なんて"
こう言ってはいるけど、本当に別れるとは思ってはいない、でも"もしかしたら"と希望を込めて、言葉にせずにはいられない、最後まで強がった歌なんですね。
番外編
ガガガSP「はじめて君としゃべった」
こちらは勇気を出して話しかけれたパターンの曲です。
"はじめて君としゃべった 君は笑ってくれた
はじめて君としゃべれた 僕の この言葉で
僕なんかがしゃべりかけたら迷惑に思うかな
そんな不安を抱えて勇気を出してみたよ
うまくしゃべれない僕の不器用な話
君は耳をそらさずにちゃんと聞いてくれたよ"
勇気を出してはじめてしゃべりかけたら、意外とちゃんと喋れたぞ!という内容の歌詞。
そんなにびびる事もないんだよ、と背中を押してくれる曲です。
ただ、はじめて喋る事ができても、この後は連絡先を聞いて、そして告白をして…、と恋人になるにはまだまだ先が長い事もわかります…。
人生に必要な勇気の連続の、その最初の一歩ぐらいは頑張って踏み出してほしいですね。
この曲達からわかる通り、この夏あなたが恋人を作るには、「声をかける勇気」「連絡先を聞く勇気」そして「告白する勇気」が必要です。
誰かに先を越される前に、恋をする為に必要な3つの勇気を出して、この夏を楽しんでみませんか?
もし失恋しても大丈夫!
きっといい思い出にはなりますよ!!
≪ できたての傷に塩を塗る失恋ソング特集! -UtaTen- ≫