揺ゆらめく水底みなそこに響ひびく 誰だれかの声こえ
私わたしを 呼よんでいるの?
せせらぎの向むこうから……
岸辺きしべに佇たたずむ面影おもかげ
薄明うすあかりに霞かすんで 見みえないわ
伸のばした手ての その先さきは
果はてのない闇やみに 溶とけていく
星ほしの隠かくれた夜よるに あなたを想おもい歌うたう
聴きこえているのなら、瞬まばたき返かえして……
幾年いくとせの夜よるを越こえ 偲しのび歌うたは響ひびく
愛いとしい彼の星かのほしに 祈いのりが届とどくまで
煌きらめく川かわを越こえて あなたは星ほしになった
聴きこえているのでしょう? 私わたしの祈いのりが……
浮世うきよの沙汰さたを終おえて 幸しあわせな旅路たびじへ
私わたしも織姫ほしとなり
あなたの待まつ場所ばしょへ……
輝かがやく塵ちりを纏まとい 彦星あなたを探さがし歌うたう
聴きこえているのなら、瞬まばたき返かえして……
鵲かささぎよ導みちびいて 彼かの人ひとの星ほしまで
彦星あなたが待まっている……
愛いとしいその場所ばしょへ……行いこう
星降ほしふる夏なつの夜よるに 輝かがやく二ふたつの星ほし
【遥はるかなる眠ねむりへ……ともに………】
寄より添そい 睦むつみ合あう
燃もえ尽つきる日ひまで
幾年いくとせの夜よるを越こえ 偲しのび歌うたは届とどく
儚はかなき星ほしたちが 安やすらかに瞬またたく
永遠えいえんの眠ねむりへ……
揺yuらめくrameku水底minasokoにni響hibiくku 誰dareかのkano声koe
私watashiをwo 呼yoんでいるのndeiruno?
せせらぎのseseragino向muこうからkoukara……
岸辺kishibeにni佇tatazuむmu面影omokage
薄明usuaかりにkarini霞kasuんでnde 見miえないわenaiwa
伸noばしたbashita手teのno そのsono先sakiはha
果haてのないtenonai闇yamiにni 溶toけていくketeiku
星hoshiのno隠kakuれたreta夜yoruにni あなたをanatawo想omoいi歌utaうu
聴kiこえているのならkoeteirunonara、瞬mabataきki返kaeしてshite……
幾年ikutoseのno夜yoruをwo越koえe 偲shinoびbi歌utaはha響hibiくku
愛itoしいshii彼の星kanohoshiにni 祈inoりがriga届todoくまでkumade
煌kiraめくmeku川kawaをwo越koえてete あなたはanataha星hoshiになったninatta
聴kiこえているのでしょうkoeteirunodesyou? 私watashiのno祈inoりがriga……
浮世ukiyoのno沙汰sataをwo終oえてete 幸shiawaせなsena旅路tabijiへhe
私watashiもmo織姫hoshiとなりtonari
あなたのanatano待maつtsu場所basyoへhe……
輝kagayaくku塵chiriをwo纏matoいi 彦星anataをwo探sagaしshi歌utaうu
聴kiこえているのならkoeteirunonara、瞬mabataきki返kaeしてshite……
鵲kasasagiよyo導michibiいてite 彼kaのno人hitoのno星hoshiまでmade
彦星anataがga待maっているtteiru……
愛itoしいそのshiisono場所basyoへhe……行iこうkou
星降hoshifuるru夏natsuのno夜yoruにni 輝kagayaくku二futaつのtsuno星hoshi
【遥haruかなるkanaru眠nemuりへrihe……ともにtomoni………】
寄yoりri添soいi 睦mutsuみmi合aうu
燃moえe尽tsuきるkiru日hiまでmade
幾年ikutoseのno夜yoruをwo越koえe 偲shinoびbi歌utaはha届todoくku
儚hakanaきki星hoshiたちがtachiga 安yasuらかにrakani瞬matataくku
永遠eienのno眠nemuりへrihe……