港のリリー 歌詞 北原ミレイ ふりがな付

からっぽの胸むねの中なか 夕陽ゆうひが染そめる
あの人ひとは バスに乗のり 街まちに消きえて行いった
しぶきに打うたれ 私わたしはひとり
ワルだよね ワルだよね こんなに泣なかせて
セピア色いろの 波止場町はとばまち 日ひが暮くれて
銀ぎんの指輪ゆびわ 捨すてられないで 握にぎりしめるの
鴎かもめと泣なき濡ぬれる 港みなとのリリー

風かぜのよに雲くものよに 流ながされながら
悲かなしみを積つみ重かさね 今日きょうもひとり生いきる
これから誰だれを 頼たよりにするの
バカだよね バカだよね こんなに愛あいして
忘わすれないわ あの笑顔えがお あの匂におい
恋こいは不思議ふしぎ いいことばかり 想おもい出ださせる
今夜こんやも酔よいしれる 港みなとのリリー

セピア色いろの 波止場町はとばまち 日ひが暮くれて
銀ぎんの指輪ゆびわ 捨すてられないで 握にぎりしめるの
鴎かもめと泣なき濡ぬれる 港みなとのリリー