フリージア ～Epilogue～ 歌詞 SKY-HI ふりがな付

生いきてるって何なに？
それで死しってものは何なに？
当あたり前まえにあるけれど誰だれも見みた事ことがない
とってつけた様ようなエラい人ひとの言葉ことばたち
どうも僕ぼくには飲のみ込こめる様ような物ものじゃない

殺人鬼さつじんき、聖職者せいしょくしゃ、ならず者ものにボクサー
嫌きらわれ者もの、人気者にんきもの、側そばで見みてる僕等ぼくら
被害者ひがいしゃと加害者かがいしゃと裁さばいた人ひと
皆生みんなうまれた時ときは同おなじ様ような形かたちだ

誰だれかの犠牲ぎせいの裏うらに誰だれかの幸福こうふく
正義せいぎの名なの下したに誰だれかが報復ほうふく
憎にくみ合あってないと前まえに進すすめない動物どうぶつ
もしも君きみが銃じゅうを手てにしたらさ、どうする？

実じつを言いうとこの僕ぼくも正ただしさが何なんかなんて
この街まちをいくら探さがしたってわからなくて
君きみの目めの中なかにその答こたえを求もとめてる
「ねぇ、話はなしをしよう」

あぁ もしももう二度にどとこの瞼まぶたが開ひらかなければ
この想おもいも消きえてしまうのかな
“愛あいを感かんじたい"
いつだってそいつは見みえやしないから
フリージア
だから僕ぼくは

誰だれだって傷きずつくのは怖こわいさ
わかってても笑わらい声こえの影かげでまた誰だれかが泣ないた
自分じぶんの事ことすらもわからないのに
“人ひとの気持きもちを考かんがえましょう”なんてアイロニー

「君きみが君きみである」
たった一ひとつのアンサー
それより大切たいせつな物ものって一体いったいなんだ？

愛あい、夢ゆめ、優やさしさに正ただしさ
僕ぼくは君きみに君きみは僕ぼくにそれを探さがした
「さぁ、話はなしをしよう」

あぁ もしももう二度にどとこの瞼まぶたが開ひらかなければ
答こたえがやっと手てに入はいるのかな
"愛あいの無ない時代じだい"
いや目めに見みえないからこそ探さがして生いきるのさ
フリージア
その答こたえは