白しろい 肌裂はださく 赤あかいバラが 十字じゅうじに君きみを切きり裂さくように
嘘うそを覚おぼえた罪深つみぶかさと 鮮血せんけつが闇やみを染そめる
嵌はめられた足枷あしかせ 囚とらわれた 自由じゆうの下したで 快楽かいらくに堕おちてく
その身みを震ふるえよ
見みてごらん 人ひとの弱よわさを 裏切うらぎりの甘美かんびな響ひびきを
禁断きんだんの果実かじつに指ゆびを かけた罪つみを負おい 夜よをさまよえば いいさ
「我われに若わかい娘むすめの血ちを捧ささげよ」
「鮮血せんけつの赤あかい雨あめを降ふらし 滴したたる処女しょじょの血潮ちしおを飲のみ干ほせ」
「美びを手てに入はいれたものが永遠えいえんを支配しはいする」
「我われに逆さからうものは何人なんびとたりとも赦ゆるさぬ!」
「さあ その身みを捧ささげよ
このエリザベート・ヴァートリの命めいに従したがえ」
見みてごらん 人ひとの弱よわさを 裏切うらぎりの甘美かんびな響ひびきを
禁断きんだんの果実かじつに指ゆびを かけた罪つみを負おい 夜よをさまよえば いいさ
白shiroいi 肌裂hadasaくku 赤akaいiバラbaraがga 十字juujiにni君kimiをwo切kiりri裂saくようにkuyouni
嘘usoをwo覚oboえたeta罪深tsumibukaさとsato 鮮血senketsuがga闇yamiをwo染soめるmeru
嵌haめられたmerareta足枷ashikase 囚toraわれたwareta 自由jiyuuのno下shitaでde 快楽kairakuにni堕oちてくchiteku
そのsono身miをwo震furuえよeyo
見miてごらんtegoran 人hitoのno弱yowaさをsawo 裏切uragiりのrino甘美kanbiなna響hibiきをkiwo
禁断kindanのno果実kajitsuにni指yubiをwo かけたkaketa罪tsumiをwo負oいi 夜yoをさまよえばwosamayoeba いいさiisa
「我wareにni若wakaいi娘musumeのno血chiをwo捧sasaげよgeyo」
「鮮血senketsuのno赤akaいi雨ameをwo降fuらしrashi 滴shitataるru処女syojoのno血潮chishioをwo飲noみmi干hoせse」
「美biをwo手teにni入haiれたものがretamonoga永遠eienをwo支配shihaiするsuru」
「我wareにni逆sakaらうものはraumonoha何人nanbitoたりともtaritomo赦yuruさぬsanu!」
「さあsaa そのsono身miをwo捧sasaげよgeyo
このkonoエリザベerizabeートto・ヴァvaートリtoriのno命meiにni従shitagaえe」
見miてごらんtegoran 人hitoのno弱yowaさをsawo 裏切uragiりのrino甘美kanbiなna響hibiきをkiwo
禁断kindanのno果実kajitsuにni指yubiをwo かけたkaketa罪tsumiをwo負oいi 夜yoをさまよえばwosamayoeba いいさiisa