サヨナラ 歌詞 山崎あおい ふりがな付

「またね」で手てを振ふったあの日ひ ちょうど3年前ねんまえの今頃いまごろの日ひ
君きみが自転車じてんしゃを押おしながら 近ちかづいてる分わかれ道みちも知しらないフリ

大人おとなになったねと 君きみが笑わらう 久ひさしぶりだもんねとただ 思おもい出でつなぐ

恋こいを止とめたくないよ このまま二人ふたり あの日ひに帰かえれるのなら
ずっとここにいたいよ 帰かえらなくちゃと 急いそぐ心こころを 閉とじ込こめてしまいたい

あの頃ころ僕ぼくが幼おさなくて 「好すきだよ」の一言ひとことも言いえなかったねと
君きみが心こころ連つれ戻もどす この街まちに帰かえってくる度たびに

こんな悲かなしいことはやめよう このままじゃ二人ふたりとも 前まえに進すすめない

恋こいは戻もどってこないよ あの日ひの事ことは あの日ひのままで綺麗きれいに
そんなの分わかっているよ それでも冬ふゆの匂においの中なかで また君きみに会あいたくなる

始はじまってもいないのに 終おわらなくちゃ
会あいたくなるのを やめなくちゃ
新あたらしい自分じぶんを 始はじめなくちゃ
二人ふたりは前まえに進すすんでく

恋こいを止とめたくないよ このまま二人ふたり あの日ひに帰かえれないけど
ずっと心こころの中なかで 続つづいてゆくよ 君きみは私わたしの 初恋はつこいの人ひとだから
「またね」じゃなくて「サヨナラ」