みちのく雪列車 歌詞 永井裕子 ふりがな付

舞まい散ちる雪ゆきが 手てのひらで
そっと涙なみだに 変かわります
あなたと二人ふたり 夢ゆめを見みた
街まちの灯あかりが 消きえてゆく
凍いてつく大地だいちをひた走はしる
みちのく雪ゆき列車れっしゃ
バカね バカね 意地いじをはるなんて
思おもい出でだけが 降ふりしきる

俺おれなど忘わすれ 故郷こきょうで
きっと幸しあわせ つかめよと
優やさしい声こえが トンネルを
越こえて私わたしを 抱だきしめる
北きた国育くにそだちの一途いっとさよ
みちのく雪ゆき列車れっしゃ
泣ないて 泣ないて 何なにも見みえないわ
あなたの愛あいが 遠とおざかる

涙なみだを積つもらせひた走はしる
みちのく雪ゆき列車れっしゃ
山やまが 風かぜが 真まっ白しろに泣ないて
あなたの愛あいが 遠とおざかる