別離の雨 歌詞 真木柚布子 ふりがな付

あなたと暮くらした この部屋へやで
思おもい出でグラスに ついだワインを
ひとり飲のむのよ
淋さびしさが 胸むねをかすめ 逃にげてゆく
みず色いろの 涙雨なみだあめ 窓辺まどべを濡ぬらすのよ
あのひとは 今いまはもう 忘わすれているかしら
別わかれても 別わかれても この愛あいは変かわらない

あなたは今頃いまごろ 誰だれといる
別わかれてみたけど 何故なぜか気きになる
雨あめの夕暮ゆうぐれ
好すきなのね 今いまも私わたし あの人ひとを
酔よいたいの 面影おもかげを お酒さけに流ながしたい
この想おもい この愛あいを わかっているかしら
恋こいしさが 恋こいしさが この雨あめにつのるのよ

小雨こさめの舗道ほどうに 散ちる落葉おちば
あなたの吐息といきが ふたりの傘かさで
熱あつく燃もえるの
なつかしい ふたりだけの このクラブ
外そとは雨あめ あのひとと 幸しあわせ語かたり合あい
夜更よふけまで いたことを 覚おぼえているかしら
別わかれても 別わかれても この愛あいは変かわらない