ひとり飲のむなら 見知みしらぬ街まちの
誰だれも知しらない 店みせがいい
捨すてた昔むかしの ひとの心こころを
抱だきしめながら
もっと上手じょうずに生いきられたものを
飲のんで飲のんで 笑わらいつつ
ああ風かぜになる 男おとこの背中せなか
酒さけに書かいた詫わび状じょう
白しろいすずらん 北国きたぐにの花はな
芯しんの強つよさを 秘ひめた花はな
ふいにこぼれた 酒さけの雫しずくに
おまえが浮うかぶ
もっと幸しあわせあげられたものを
飲のんで飲のんで つぶやけば
ああ風かぜになる 男おとこの背中せなか
酒さけに書かいた詫わび状じょう
雨あめで客足きゃくあし パタリとやめば
店みせは小ちいさな 方舟はこぶねさ
ゆらり揺ゆられて 夢ゆめを漕こぐのさ
愚痴ぐちなど吐はかず
たった一度いちどの人生じんせいじゃないか
飲のんで飲のんで うなずけば
ああ風かぜになる 男おとこの背中せなか
酒さけに書かいた詫わび状じょう
ひとりhitori飲noむならmunara 見知mishiらぬranu街machiのno
誰dareもmo知shiらないranai 店miseがいいgaii
捨suてたteta昔mukashiのno ひとのhitono心kokoroをwo
抱daきしめながらkishimenagara
もっとmotto上手jouzuにni生iきられたものをkiraretamonowo
飲noんでnde飲noんでnde 笑waraいつつitsutsu
ああaa風kazeになるninaru 男otokoのno背中senaka
酒sakeにni書kaいたita詫waびbi状jou
白shiroいすずらんisuzuran 北国kitaguniのno花hana
芯shinのno強tsuyoさをsawo 秘hiめたmeta花hana
ふいにこぼれたfuinikoboreta 酒sakeのno雫shizukuにni
おまえがomaega浮uかぶkabu
もっとmotto幸shiawaせあげられたものをseageraretamonowo
飲noんでnde飲noんでnde つぶやけばtsubuyakeba
ああaa風kazeになるninaru 男otokoのno背中senaka
酒sakeにni書kaいたita詫waびbi状jou
雨ameでde客足kyakuashi パタリpatariとやめばtoyameba
店miseはha小chiiさなsana 方舟hakobuneさsa
ゆらりyurari揺yuられてrarete 夢yumeをwo漕koぐのさgunosa
愚痴guchiなどnado吐haかずkazu
たったtatta一度ichidoのno人生jinseiじゃないかjanaika
飲noんでnde飲noんでnde うなずけばunazukeba
ああaa風kazeになるninaru 男otokoのno背中senaka
酒sakeにni書kaいたita詫waびbi状jou