蕊のパーティ 歌詞 長谷川白紙 ふりがな付

まだまだ話はなそう 姿すがた隠かくして
声こえのふるえだけで
分わかるわ ふねを降おりること

まだまだ話はなそう 影かげ 裏返うらがえして
わたしたちの繭まゆ
割われるところとか

どうせもう
嵶たおも見みえない

苦くるしすぎる鏡かがみに口くち
・
これ か ら
痛いたみ はすぎていく
いくつも わたし が 滲にじんでいる
・
をつけて
ぜんぶの目めを閉とじるの
古ふるめかしい生地きじで
仕立したて直なおして
地面じめんと同おなじ
肌はだになれば誰だれもが
目めの色いろ 知しるわ そしたら
そこから

・
かたち を
なくしたいから
ぬるまる ふり で とけるとちよ
・

行いこう
行いこう
薄うすめられるわたしたちだけで
偽物にせもののヴィンテージの牧歌ぼっかを生うもう

遠とおくを
何なにも見みなくていいくらい
遠とおくを 夢ゆめに見みるわ

始はじまりからの養老ようろうに見みえても
これで満みちているの
早はやく蕊しべを離はなして
すごく近ちかくの口くちをあげれたなら