antique memory 歌詞 鈴木愛奈 ふりがな付

灰色はいいろの空そらを一日中いちにちじゅう眺ながめてる
大おおきな古時計ふるどけい もう動うごかない

月つきの光ひかりで扉とびらが開あく
くるくる舞まう踊おどり子こ
優やさしい音色ねいろ 孤独こどくを灯ともす
夜よるに紛まぎれて

古ふるい本ほんに描えがいてあった 知しらない外そとの記録きろく
森もりや海うみや花はなびら どんなだろう?
きっと涙なみだが出でるほどに 美うつくしいのでしょう

糸いとを手繰たぐり寄よせ まだ見みぬ主人しゅじんを待まつ
帰かえる場所ばしょは無なく 埃ほこりも増ふえて

愛あいを知しらない マリオネット
糸いとの五線譜ごせんふが鳴なく
口くちにはしない 悲かなしき運命うんめい
今いまは忘わすれて

いつか外そとの世界せかいに行おこなけたのなら 知しりたい記録きろく
手てに入はいらない幻想げんそうを抱だきながら ぜんまいを巻まく
やがてゆっくり止とまり 音おとも消きえる

止とまり 音おとも消きえる