アオイハル 歌詞 TRIPLANE ふりがな付

眩まぶしいくらいに 疎うとましいくらいに
忙いそがし気きにきらめく青春せいしゅんは
僕ぼくの記憶きおくの中なかの何処どこにあるのやら

忘わすれていたのに 隠かくしていたはずなのに
永遠えいえんの眠ねむりを覚さますように
巧たくみなまでに僕ぼくを揺ゆすり起おこした

もう二に度どとない
100年ねんに一度いちどってくらいの
恋こいを 君きみがくれた
それとなく いつからともなく
僕ぼくには 君きみが必要ひつようでした

真まっ赤かな影かげを伸のばして歩あるきながら
初はじめてみたいな顔かおして
何度なんども呼よび合あったはずなのに
眠ねむれずに 「逢あいたい」と呟つぶやいて
今日きょうが終おわって行いく

当あたり前まえみたいに 決きまっていたみたいに
敷しかれていたレールを辿たどるように
君きみを求もとめて 欲ほしがって 追おいかけていた
見苦みぐるしいけど

どうしようもない
抗あらがっても無駄むだってくらいの
恋こいを 君きみがくれた
いつになく 何なんの迷まよいもなく
心こころは 君きみで埋うまっていた

真まっ赤かな鼻はなを互たがいにくっつけながら
君きみの笑顔えがおの先さきへ
今いまにも手てが届とどきそうなのに ぎこちなくて
また妙たえな感かんじで 夜よるが終おわって行いく

こないだ誰だれかと連絡れんらくしていたみたいだから
また変へんな時間じかんに 変へんな夢ゆめで目めが覚さめたんだ

何なにもいらないって
真顔まがおで言いえてしまうくらいの
恋こいを 君きみがくれた
今日きょうでさえ ままならない程ほどに
僕ぼくには 君きみが必要ひつようでした

明日あしたが連つれて行いってくれると信しんじながら
君きみの手てを掴つかまえて
何度なんども抱だき合あったはずなのに
眠ねむれずに 「逢あいたい」と呟つぶやいて
今日きょうが終おわって行いく

青春せいしゅんもどきの このノンフィクションが
明日あしたも続つづいていますように