ふと見回みまわせば 辺あたり一面いちめんぬかるみで
進すすむことも出来できず 戻もどることも出来できない
おまけにやれやれ 置おいてけぼり ひとりきり
茜色あかねいろの空そらに 一番いちばん星ほしが光ひかり出だす
ああ 足あしを取とられて ああ 深ふかみにはまる
ああ 日ひが暮くれてきた 誰だれかいないか
もう助たすけは来こない もうなすすべもない
どこで道みちをそれたか 問とうもむなしい
そこへ突然とつぜん 何者なにものかが現あらわれて
喜よろこんだのも束つかの間ま まさか抱だきついてきた
逃のがれようにも ずしりと重おもいその体からだ
身動みうごきひとつできない 耳みみにヤツがささやく
ああ 決けっしてお前まえを ああ 離はなしはしない
ああ もはやこれまで 月つきが綺麗きれいだ
もうどうにでもなれ もう腹はらをくくった
いっそ沼ぬまの底そこで 生いきてゆこうと
落おちてく 落おちてく 深ふかく深ふかく落おちてく ラララ
落おちてく 落おちてく 深ふかく深ふかく落おちてく ラララ
ふとfuto見回mimawaせばseba 辺ataりri一面ichimenぬかるみでnukarumide
進susuむこともmukotomo出来dekiずzu 戻modoることもrukotomo出来dekiないnai
おまけにやれやれomakeniyareyare 置oいてけぼりitekebori ひとりきりhitorikiri
茜色akaneiroのno空soraにni 一番ichiban星hoshiがga光hikaりri出daすsu
ああaa 足ashiをwo取toられてrarete ああaa 深fukaみにはまるminihamaru
ああaa 日hiがga暮kuれてきたretekita 誰dareかいないかkainaika
もうmou助tasuけはkeha来koないnai もうなすすべもないmounasusubemonai
どこでdokode道michiをそれたかwosoretaka 問toうもむなしいumomunashii
そこへsokohe突然totsuzen 何者nanimonoかがkaga現arawaれてrete
喜yorokoんだのもndanomo束tsukaのno間ma まさかmasaka抱daきついてきたkitsuitekita
逃nogaれようにもreyounimo ずしりとzushirito重omoいそのisono体karada
身動miugoきひとつできないkihitotsudekinai 耳mimiにniヤツyatsuがささやくgasasayaku
ああaa 決kextuしておshiteo前maeをwo ああaa 離hanaしはしないshihashinai
ああaa もはやこれまでmohayakoremade 月tsukiがga綺麗kireiだda
もうどうにでもなれmoudounidemonare もうmou腹haraをくくったwokukutta
いっそisso沼numaのno底sokoでde 生iきてゆこうとkiteyukouto
落oちてくchiteku 落oちてくchiteku 深fukaくku深fukaくku落oちてくchiteku ラララrarara
落oちてくchiteku 落oちてくchiteku 深fukaくku深fukaくku落oちてくchiteku ラララrarara