夢 歌詞 瀧川ありさ ふりがな付

目めが覚さめたとき 涙なみだが出でてた
離はなれてく記憶きおくと 離はなれない君きみの声こえ

これは現実げんじつじゃないと 気付きづいていたんだ
掠かすれてく思おもい出での中なかで 掠かすれてた君きみの声こえ

このまま永遠えいえんに 醒さめなきゃよかった

君きみがいた改札かいさつ前まえ 信号しんごうの向むこう
目めが合あったら微笑ほほえんで
風かぜの匂においオレンジの空そら
どれもあの日ひみたいに

わざとまたふざけたり からかったり
嘘うそが下手へたな君きみの
口癖くちぐせだってあの時ときのまま
まだね醒さめたくないな

目めを閉とじてると 思おもい出だしてしまう
思おもってもないこと 言いって傷付きずつけ合あって

これは本心ほんしんじゃないと 気付きづいていたんだ
どうして取とり返かえせないこと わざとしてしまうんだろう

あのまま永遠えいえんに 消きえない言葉ことば

君きみとまた夢ゆめの中なか 笑わらってるのに
なぜか切せつなくなる
あの日ひのままで閉とじたはずの
ページめくりそうで

巡めぐりゆく季節きせつさえ 忘わすれるくらい
早はやく過すぎた日々ひびが
戻もどったみたい夢ゆめでもいい
まだね醒さめたくないな

話はなしたいことや 見みせたいもので
付箋ふせんばかりだった
今いまはもう意味いみがないけど剥はがせないまま

君きみがいた改札かいさつ前まえ 信号しんごうの向むこう
街まちは少すこし変かわって
それでもまた進すすんでいくよ
二に度どと逃のがさぬように

忘わすれないあの季節きせつ 虹にじのように
夢ゆめをくれた君きみの
口癖くちぐせだけは移うつったままで
またねさよならバイバイ