旅立ちの街 歌詞 山口かおる ふりがな付

手てのひら止とまる 雪ゆきの花はな
溶とけてゆくのが 悲かなしくて
ひとひら小雪こゆき 捕つかまえる
線路せんろづたいの 細ほそい道みち
愛あいは雪ゆきのように 消きえてゆくけど
優やさしい人ひとの温ぬくもりは ひと駅えきごとに積つもるでしょう
明日あしたへ あなたの声こえが聴きこえる 旅立たびだちの街まち

淋さびしさつのる 冬景色ふゆげしき
遠とおい灯あかりが 恋こいしくて
窓辺まどべに身体からだ 投なげ出だして
夢ゆめであなたを 抱だきしめる
やがて春はるが来くれば 花はなは咲さくけど
想おもい出でよりも美うつくしく 咲さく花はななんてないでしょう
さよなら 言いわない愛あいを許ゆるして 旅立たびだちの街まち

愛あいは雪ゆきのように 消きえてゆくけど
優やさしい人ひとの温ぬくもりは ひと駅えきごとに積つもるでしょう
明日あしたへ あなたの声こえが聴きこえる 旅立たびだちの街まち