猫と飛行機 歌詞 それでも世界が続くなら ふりがな付

願ねがった今日きょうじゃなくても
なりたかった自分じぶんじゃなくても
死しんでいった昨日きのう達たちと引ひき換かえに
僕ぼくらは 生いきてきたんだな

猫ねこは飼かってるんだけど
近所きんじょの野良猫のらねこは家いえには入いれない
僕ぼくらは自分じぶんの罪つみは見みないように
罰ばつも受うけずに 生いきてきた

「自分じぶんは間違まちがってない」なんて
そんなふうに思おもってる人ひとのこと
僕ぼくはずっと「怖こわい」と思おもっていたよ
だって そんなこと ありえないから

遠とおくで飛行機ひこうきが落おちた
そんなニュースを流ながし見みした
これが もしもあの子このことだったら
きっと泣ないていたんだろうな

どうやったらモテるか
どうやったら好すかれるか
そんなことが音楽おんがくなら辞やめてやるよ

あの子こが転ころんで うずくまって泣ないてた
なのにどうして誰だれも あの子こに歌うたわないんだろう

「それでいい」「そのままでいい」
本当ほんとうにそのままでいいんだったら
僕ぼくらはどうして今日きょうもまだ 胸むねが苦くるしいんだろう
胸むねが苦くるしいんだろう

どうして今日きょうもまだ 君きみは泣ないてるんだろう

君きみが泣ないてるんだろう