よみ:そうしゅんふ
早春賦 歌詞
友情
感動
恋愛
元気
結果
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
通かよい慣なれたあの道みちも、窓まどから見みていた景色けしきも、
どこか他人ひとごとで。
"まるで映画えいがみたいだ"と二人ふたりで笑わらい転ころげてた、
そんな冬ふゆの終おわり。
白紙はくしのままだったその未来みらいに戸惑とまどい、
ただぼんやり眺ながめていた。青あおい春はるの残像ざんぞうを。
着崩きくずれした制服せいふくの胸むねポケットに挿さした、
花はなの名な前まえは知しらないけど何なにかが終おわり告つげた。
今日きょうと明日あすの境さかいい目めさえ見失みうしななってしまうほど、
眩まぶしく過すぎゆく日々ひびの中なか、僕ぼくら夢ゆめを見みていた。
いつまでも。
ひとり電車でんしゃに乗のり込こみ、すみっこの席せきに座すわった。
雪ゆきが降ふり始はじめてた。
誰だれとも話はなしたくなくてイヤホンして目めを伏ふせてた。
そんな冬ふゆの終おわり。
何気なにげなくスマホの中なかの写真しゃしんを見みてたら、
あの頃ころの夢見ゆめみがちな僕ぼくらがそこにはいた。
アスファルト突つき抜ぬけて道端みちばたに咲さいている、
花はなの名な前まえは知しらないけど強つよく生いきてゆかなきゃ。
冬ふゆと春はるの変かわり目めさえ見失みうしななってしまうほど、
眩まぶしく過すぎゆく日々ひびの中なか、僕ぼくら夢ゆめを見みていた。
いつまでも。
春はるとは名なばかりで、まだ寒さむい風かぜ吹ふく。
春はると聞きかなければ、知しらずにいたものを。
どこか他人ひとごとで。
"まるで映画えいがみたいだ"と二人ふたりで笑わらい転ころげてた、
そんな冬ふゆの終おわり。
白紙はくしのままだったその未来みらいに戸惑とまどい、
ただぼんやり眺ながめていた。青あおい春はるの残像ざんぞうを。
着崩きくずれした制服せいふくの胸むねポケットに挿さした、
花はなの名な前まえは知しらないけど何なにかが終おわり告つげた。
今日きょうと明日あすの境さかいい目めさえ見失みうしななってしまうほど、
眩まぶしく過すぎゆく日々ひびの中なか、僕ぼくら夢ゆめを見みていた。
いつまでも。
ひとり電車でんしゃに乗のり込こみ、すみっこの席せきに座すわった。
雪ゆきが降ふり始はじめてた。
誰だれとも話はなしたくなくてイヤホンして目めを伏ふせてた。
そんな冬ふゆの終おわり。
何気なにげなくスマホの中なかの写真しゃしんを見みてたら、
あの頃ころの夢見ゆめみがちな僕ぼくらがそこにはいた。
アスファルト突つき抜ぬけて道端みちばたに咲さいている、
花はなの名な前まえは知しらないけど強つよく生いきてゆかなきゃ。
冬ふゆと春はるの変かわり目めさえ見失みうしななってしまうほど、
眩まぶしく過すぎゆく日々ひびの中なか、僕ぼくら夢ゆめを見みていた。
いつまでも。
春はるとは名なばかりで、まだ寒さむい風かぜ吹ふく。
春はると聞きかなければ、知しらずにいたものを。