朝になれば 歌詞 the engy ふりがな付

朝あさになるとまた
部屋べやの片隅かたすみのベットに横よこたわる
君きみの身体からだに
夜よるが吸すい込こまれるのが見みえる
音おともなくただようまま消きえる
目覚めざめるまで待まつさ
寒さむがりなまま締しめ切きったカーテンが揺ゆれる
昨日きのう話はなした長ながい話はなし
その続つづきになるよう計画けいかく立たてる
結局けっきょく立たてる
いつもそう思おもう
言いい訳わけはその辺へんでかき混まぜる
語かたらせるだけさして黙だまらせる
夜明よあけ前まえ5時じ、弱音よわねがはぜる
それでも残のこるかすかな疲労感ひろうかん
飲のもうか少すこし
まぁ今日きょうは眠ねむろうかな
君きみの隣となりでめくれるシーツ
潜もぐり込こむ夜よると朝あさの合間あいま

朝あさになれば
朝あさになれば
君きみが目覚めざめる
それまで眠ねむる
夜よるに追おわれて
逃にげ込こむ隙間すきま
朝あさになれば
朝あさになれば

また紛まぎれ込こんだ誰だれかの夜よるの帳とばり
不意ふいに言葉ことばにつまりその場ばに
合あわせて息いきを吸すう
とにかく吸すう
数分すうふん後ご我われに帰かえる
帰かえる間際まぎわ
喉のどに詰つまった澱よどんだ空気くうきを吐はき出だす
全部ぜんぶ掻かき出だす
空からっぽになってしまうまで
だって
こんな空気くうきが君きみの寝息ねいきに混まざっちゃいけない
ため息いきがかかっちゃいけない
空からっぽにしなくちゃいけない
夜よるを連つれては帰かえられない
寝息ねいきに混まざっちゃいけない
ため息いきがかかっちゃいけない
空からっぽにしなくちゃいけない
今日きょうも夜よるの無駄遣むだづかい