迷子のサンライズ 歌詞 クリス・ハート ふりがな付

夢ゆめを見みているのだろう
暗闇くらやみ深ふかい夢幻むげんの
儚はかなく散ちりゆく運命うんめい
揺ゆれる桟橋さんばしに小舟こぶね

ちっぽけなオールでは
孤独こどくを漕こいでいるようで
進すすんでは行いけない
太陽たいようを忘わすれた 漆黒しっこくの空そらに
星ほしが一ひとつ

明あけない夜よるもある 止やまない雨あめもある
心こころに嘘うそはつけない
この空虚くうきょの向むかう場所ばしょはどこ
冷ひえた海原うなばら放ひり出だされた
迷子まいごのサンライズ

彷徨さまようこともある 流ながされるがままに
風かぜは蛇行だこうを続つづける
頭あたまを垂たれたままいかないで
どうか見みつけて サンライズ

夢ゆめを見みているのだろう
淡あわく咲さくセピア色いろの
ゆらりゆらり漂ただよう
海うみ桜さくら誓ちかいの花はな

真まっ赤かに染そまっていく血ちを
燃もえる心こころに変かえて
生いきていけたらいい
古ふるびた傷きずは今いま 記憶きおくの彼方かなたへ
上書うわがきして

空そらが白しろんでいく 霧きりは晴はれ渡わたっていく
今いまなら歩あるき出だせるよ
人生じんせいは螺旋らせん階段かいだんさ
このまま光ひかり目指めざせばいい
迷子まいごのサンライズ

彷徨さまようこともある 流ながされるがままに
だけど足取あしどり確たしかに
全すべての夜よるには意味いみがあるよ
どうか見みつけて サンライズ

夢ゆめを見みているのだろう
黄金色こがねいろ染そまる御空おそら